作戦を失敗した佐藤琢磨のインディカー第12戦
インディカー第12戦インディアナポリス・ロードコースのレース1『ハーヴェストGP』のレース1が、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで10月2日に行なわれ、佐藤琢磨は、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 ABeams コンサルティング・ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨は、18位でフィニッシュした。
24番グリッドからのスタートした琢磨に対し、チームはアグレッシブなレース戦略を指示したが、イエローコーションが少なかったため、2ストップから3ストップに戦略を変更し、琢磨は18位でチェッカードフラッグを受けた。
3日は現地時間の午前中にレース2の公式予選を行なった後、午後2時30分(日本時間4日03時30分)にレース2のスタートする。
佐藤琢磨のコメント
「難しい1日でした。スターティンググリッドを考慮し、計算上は7周か8周分の燃料が不足するのを承知のうえで、2ストップ戦略を選択しました。僕たちはイエローが提示されて燃料がセーブできることを期待していましたが、残念ながら期待どおりの展開にはならず、3ストップ作戦に変更しましたが、大きく順位を落としていて、さらに順位を上げるにはダウンフォースの大きなセッティングが必要になりますが、この点でも期待どおりにはなりませんでした」
「マシーンはコントロールがひどく難しい状態でしたが、明日の予選と決勝に向けていいデータを収集できました。予選ではトップ10に入る必要があります。今日のレースが終わってどのチームもデータを手に入れたことにより、明日はさらに接戦となるでしょう。でも、明日の僕たちはもっとコンペティティブになれると信じています」
【STINGER】
photo by Honda