インディカーでパロウ初優勝!!
快晴のバーバー・モータースポーツパークで、2021NTTインディカーシリーズ開幕戦『ホンダ・インディ・グランプリ』が18日に、収容人数2万人の制約の中で決勝レースを行ない、アレックス・パロウが優勝した。
パロウは、チャンピオン&インディ500ウィナーであるウィル・パワーとスコット・ディクソンを抑え、チップ・ガナッシ・レーシング移籍初戦を、インディカー・シリーズ史上最も僅差の0.4016秒差で勝ち取った。
「やったよ!」とパロウ。「素晴らしし!! チーム全員がいい仕事をし、最高のクルマで闘えた。この力をキープします」
70周レースは、2ストップと3ストップに分かれた戦略の中で、パロウが、パワーやディクソン、エリクソンたちとともに2ストップを選び、追いすがるパワーを振りきった。
「すべてが順調に進んだよ。燃費、タイヤ管理、ペースも良かったです」
スタートでは、2度のシリーズチャンピオン経験者のジョセフ・ニューガーデンが、アウト側のダートに足を取られてスピン、アンドレッティ・オートスポーツのチームメイトであるコルトン・ハータとライアン・ハンター・レイ、アロー・マクラーレンSPのフェリックス・ローゼンクビスト、カーリンのマックス・チルトンを巻き込むアクシデントが置き、ニューガーデンとライアン・ハンターレイがリタイアした。
また、インディカーに闘いの舞台を移したロメイン・グロジャンは、デビュー戦を10位でゴールした。
次のレースは、4月25日日曜日のセント・ピーターズブルクのファイアストーン・グランプリ。4月23日金曜日のフリー走行で幕を開ける。
【STINGER】
photo by INDYCAR