2021年のインディカー開幕戦の佐藤琢磨
アラバマ州のバーバー・モータースポーツ・パークで行なわれたNTTインディカー開幕戦で、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 パナソニック/シールド・クリアランス ダラーラ・ホンダの佐藤琢磨は、19番手からスタートし13位でチェッカードフラッグを受けた。
琢磨は、スタート直後の多重クラッシュ回避して12番手に浮上。その後はパジェノー、マクラフリンといったドライバーとバトルを展開、結果的に13位でフィニッシュしました。
シリーズ第2戦のセントピーターズバーグは4月25日に決勝レースが行なわれる。
佐藤琢磨
「2021年最初のレースは、大きなアクシデントが起きたあとも、うまく切り抜けて懸命に戦ったことを考えれば、少し残念な結果だったといえます」
「スタートを完璧に決めることができて、12番手までポジションを上げましたが、スタート直後の多重事故が引き金となってイエローが提示されたため、2ストップ作戦を選んだドライバーたちが大きく順位を上げる一方、3ストップ作戦の自分たちは苦戦を強いられました」
「パジェノーやスコット(マクラフリン)とはスティントを通じて好バトルを繰り広げたほか、たくさんのオーバーテイクを演じることができ、トップ10にあと少しのところまで行けたので、順位には少し悔しい気分です」
「週末を通じてパフォーマンスが不足しており、19番手からのスタートを強いられることになりましたが、できれば今回の問題を解決し、次の市街地レースに臨むつもりです」
「今回はタフなレースでしたが、決して悪い週末ではありませんでした。第2戦ではきっと良いレースができると思います」
【STINGER】
photo by TS Office