佐藤琢磨のインディカー第2戦6位入賞コメント
4月25日にフロリダのセント・ピーターズバーグで行なわれた2021年NTTインディカーシリーズ第2戦で佐藤琢磨は15番手からスタートし、追い上げて6位に入賞した。
予選で15番グリッドの琢磨は、スタートでマクラフリンとパロウを仕留めて13番手で周回を重ね、ジョンソンのアクシデントをきっかけとするコーション後のリスタートで、ヒンチクリフとバトルを繰り広げた影響でニュータイヤに交換が遅れたものの、ハンター–レイとオワードをパス。さらに29周目に他車のピットインで9番手に駒を進め、35ラップ目に最初のピットストップを行うまでに6番手に浮上してチェッカードフラッグを受けた。
佐藤琢磨のコメント
「素晴らしいレースを戦ったと思います。チームは正しい戦略でタイヤを選択、最初はブラック・タイヤ、続いてオルタネートのレッド・タイヤ、最後にブラック・タイヤを装着しましたが、これはボクたちのマシーンにとって正しい戦略でした」
「マシーンのバランスにも不満はありませんでした。ボディワークに軽いダメージがあって、この部分が少しばたついていたので、ダウンフォースをいくぶん失い、ドラッグも多少増えていたと思います」
「それにしてもディクソンは速く、ボクはよりハードにプッシュしました。全般的に見て、予選後、チームは素晴らしい仕事をしたといえます」
「シールドクリアランスとパナソニックのサポートを受けたNo.30のチームは、今回も信じられないような働きぶりを示してくれました。いまは次のテキサスのレースを楽しみにしているところです」
【STINGER】
photo by Honda