最速の公道コース–サウジアラビアGP3日に開幕
今週末の12月3日に開幕するにジェッダのサウジアラビアGPは、サウジアラビアで初めてのグランプリとなる。コースは、カースティン・ティルケ(近代F1サーキットの名工ヘルマンの息子)がデザインした。
カースティンは、「F1GPが開催されるモナコを始めとする市街地コースの中で最速」を意識しながらコース・デザインを行なったという。
ヒョロリと縦に長い6.174kmのコースには、27のコーナーがある。この数も、F1GP最多だが、両端の小さなコーナー以外は、高速の連続でDRSゾーンも存在するが、コース幅も狭く、オーバーテイクはドライバーを苦労させそうだ。同じ市街地では、バクーやシンガポールが高速のイメージがあるが、さらに高いスピードのレースになる。
ただし、モナコを始め、これまでのグランプリ・サーキットのように、ビルに囲まれているわけではなく、砂漠の中に忽然と現れたというイメージで、他のコースとは一線を画している、とカースティンは語っているが、期待通りのバトルがすることに痛いしておきたい。
最初の走行は、3日金曜日の14時30分に始まる。
【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri