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ウィリアムズ、2022シーズンに期待!!

新たにカレンダーに加わるマイアミGPは、NFLのマイアミドルフィンズの本拠地。そのニュフォームでやる気満々のラティフィ。

2022年のF1世界選手権に向けて各チームが準備を進めている。

中でも注目は、ウィリアムズ。アレキサンダー・アルボンがニコラス・ラティフィのチームメイトになり、次世代のF1カーと真新しいサーキットでの闘いに備え、2022年シーズンに向けて、期待を煽る5つのことを紹介した。

1. 真新しい車
よりコンペティティブなレースを目指した新たな車両規制で、2022年のグリッドはこれまでとは違う光景になる。
これまで、後続車に乱流を与えていたボディシェイプが、空力と安全性をテーマに変更され、オーバーテイクが容易になる。
ノーズ、フロントウィングとリアウィングなどの“突起物”は、マシン同士の動きに極力制限を与えないことが考慮され、これも競争を面白くする大きな要素になる。
パワーユニットは、昨年同様の1.6リッターのターボ・ハイブリッドを引き継ぐが、バイオコンポーネントの構成を工夫した持続可能な燃料が使われる。

2. 記録が塗り替えられる
2022年は、過去最多となる23戦がこれまた過去最長の35週間に渡って21か国で開催される。
そのうちダブルヘッダーが6回、トリプルヘッダーが2回と、スタッフにとって重労働が強いられるシーズンになる。
ちなみに、シーズン最初の5戦で、中東-オーストラリア-ヨーロッパ-アメリカの4つ大陸を移動する。

3. 日本GPが鈴鹿に戻ってくる
オーストラリア、カナダ、シンガポール、そして日本が、旅行制限のために2年間の休止の後にカレンダーに戻る。角田裕毅は、デビュー戦なので、当然、鈴鹿のF1レースを走るのは初めてだが、ニコラス・ラティフィは、母国のモントリオールで初めてホームレースを体験することになる。

4. お~きいことはい~ことだ
車両規則に加えて、ピレリが一社供給するタイヤも変化する。30年間続いた13インチのタイヤ・サイズが18インチに変更される。
ロープロファイルタイヤは、研究されたコンパウンドと併せて過熱を減らし、ホイールtoホイールのバトルを激しいものにしてくれそうだ。また、サイドウォールが狭くなり、ロードカーのような見栄えも、レースの印象を変える要因になっている。
オーバーホイールウィングレットと呼ばれるホイールカバーのデビューも、目新しい。

5. 灼熱のマイアミを歓迎
5月6日-8日のフロリダのマイアミのレースには期待が集まっている。
2022第5戦のマイアミGPは、5.41kmのマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催される。コースは、バスケットチームのNFLのマイアミドルフィンズの本拠地、ハードロック・スタジアムに隣接し、19のコーナーと3本のストレートで、200マイル/h(320kmkm/h)に到達する可能性がある。
また、10月にアメリカGPがオースティンで行なわれるため、2022年は各チームが2回、アメリカを訪れる。

—-
最後に、ウィリアムズは、こうまとめた。
“数多くの変更が行なわれる2022年F1GPは、エキサイティングな未知にあふれているが、保証できることが1つある。23回のグランプリにはスリルにあふれ、これまで以上にF1GPの魅力を感じることができるはず、ということだ”。

【STINGER】
photo by WILLIAMS

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