太陽を求めてシルバーストンに集結–イギリスGPは、夏を満喫したいイギリスの風物レースだ
厳しい冬が長く、太陽の季節が短いイギリス。6月末から7月半ばに掛けて、アウトドア・イベントが目白押しなのは、太陽を少しでもたくさん浴びよう、という国民の願いだろうか。
ウィンブルドン(テニス)、ロイヤルアスコット(競馬)、全英オープン(ゴルフ)、ヘンリー・レガッタなどと並んで、イギリスの夏の風物詩のひとつが、イギリスGPだ。
開場は、シルバーストン・サーキット、一時、テクニカルなブランズハッチや、ドニントンとの隔年開催もあったが、1987年からは一環して、オークス・フォードの超高速シルバーストン・サーキットが開場としてに定着している。
コースは、飛行場跡地のため、若干のアンジレーションがあるが、基本的にフラット。そのため、ブラインドコーナーはなく、中高速が連続するスペクタクルな闘いが必須。
セッション開始(スケジュール開始は、7月1日金曜日)を前にしたオークスフォード地方は雨模様で、金曜日の予報は雨。しかし、土曜日と日曜日は、太陽を待ちわびたファンの期待を裏切らないかのように、好天が報じられている。
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