ジョンブル魂炸裂!!–イギリスGP初日トピックス
73年目を迎えるイギリスGPは、興味津々の展開で初日を進み、フリー走行1では、ボッタス+アルファロメオがトップタイムでハミルトン+メルセデスに先んじるという“異変”が起きた。
シルバーストンは、名うての高速サーキット。300km/h近いコーナリングで雌雄を決するが、マシンのポテンシャルをベースに、ドライバーの腕と度胸が最後を決める。
マシン的にはフェラーリが一歩リード、レッドブルが続き、メルセデスが追う、というここまでの流れでだったが、地元でシルバーストンを「得意なコース」と公言して憚らないルイス・ハミルトンが食い下がり、金曜日にすでに10万人を集めたスタンドを沸かせた。
ハミルトン+メルセデスの好調は、ここまで悩まされていたポーポシング対策が進んで、安定した姿勢の高速コーナリングを実現したことも功を奏したように見えた。
逆に、フェラーリがその点で苦しんでいる状況だったが、サインツ+フェラーリが最速タイムを記録した。
ハミルトンとともに、ランド・ノリス(マクラーレン)とジョージ・ラッセル(メルセデス)の二人のイギリス人も、観客の拍手を誘った。
フリー走行2結果
1. サインツ+フェラーリ 1分28秒942
2. ハミルトン+メルセデス 1分29秒105
3. ノリス+マクラーレン 1分29秒118
4. フェルタッペン+レッドブル 1分29秒149
5. ルクレール+フェラーリ 1分29秒404
6. アロンソ+アルピーヌ 1分29秒695
7. ペレス+レッドブル 1分29秒753
8. ジョージ・ラッセル 1分29秒799
9. リカルド+マクラーレン 1分29秒902
10. ストロール+アストンマーチン 1分29秒942
11. ボッタス+アルファロメオ 1分30秒000
12. フェッテル+アストンマーチン 1分30秒057
13. オコン+アルピーヌ 1分30秒238
14. アルボン+ウィリアムズ 1分30秒263
15. 周冠宇+アルファロメオ 1分30秒271
16. 角田裕毅+アルファタウリ 1分30秒338
17. マグヌッセン+ハース 1分30秒480
18. ガスリー+アルファタウリ 1分30秒510
19. シューマッハ+ハース 1分30秒609
20. ラティフィ+ウィリアムズ 1分31秒326
【STINGER】