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スクーデリア・アルファタウリのイギリスGP–同士討ち、試練のシルバーストン

スクーデリア・アルファタウリの2台は、一時はポイント圏内を走ったが、決勝での巻き返しを果たせず、試練のシルバーストンになってしまった。

スクーデリア・アルファタウリの二人にとって、厳しいレースになった。スタート直後に、連なって走っていたピエール・ガスリーと角田裕毅だったが、角田がコーナーでインを刺した次の瞬間に、テールを滑らせてスピンしてガスリーに接触するという最悪の結果になった。

角田祐希
「難しい一日でした。レース開始時のアクシデントは、まったく避けられず、横向きにクルマ(スピンしたアルボンのウィリアムズ)が目の前に来て接触、できることは何もなかった。幸いなことに、フロントウイングを損傷しただけで、赤旗中にピットに戻って、リスタートでレースを続けることができました」
「レース後にピエールと話をしました。ちゃんと見直す必要があるけれど、コーナーに入るスピードが良かったので、オーバーテイクできると思っていたし、ピエールがあんなふうにドアを閉めてくるとは思っていなかったボクのミス。チームに申し訳ないと思います」
「そこでマシンがダメージを受け、コントロールするのが非常にトリッキーだったし、それが以後のレースを非常に困難になってしまいました」

ノーズを壊してピットインを強いられた角田裕毅

ピエール・ガスリー
「難しい週末から、予選で良くなったし、今日のレースは、リスタート後に7番手の素晴らしいポジションにいました」
「ユウキとのアクシデントでリアウイングにダメージを受けたので、リタイアせざるを得なかった。特に拮抗したシーズンでは、すべてのポイントが貴重です。今日は不必要な接触だったので、最終結果にがっかりしています」
「リスタート直後の周との事故は、本当に怖かった。彼が逆さまになっているのを見るのは衝撃的だったけれど、彼が無事だと聞いて心から嬉しかったし、それが一番大事なことです」

【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri

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