ハミルトンの追い上げを凌いだフェルスタッペン—ライブタイムメモ/2022F1GP第19戦/アメリカGP/サーキット OF THE アメリカス/オースチン/決勝
フェラーリの逆襲予選一夜開けたオースン。気温は若干下がって28℃。空は青空だが、たくさんの大きな雲が浮かんでおり、スタンドには傘がチラホラと見えている。
〈13時45分〉（日本時間3時45分）
巨大な星条旗前でアメリカ国歌が独唱されている。観客席には、昨日の44万人を上回り、まさに立錐の隙もない満員の観客が熱戦の幕開けを待っている。
〈14時00分〉〈04時00分〉
フォーメーションラップが始まった。
〈14時04分〉
フェルスタッペン＋レッドブルがダッシュを決め、急坂を登り切ったサーキットの最高地点の1コーナーを回った。アプローチは30mの幅員があるが、コーナーに向けて17mに狭まっている。
サインツがスピン！
ハミルトン＋メルセデスがすかさず2番手にポジションを上げている。
2周目
1. フェルスタッペン＋レッドブル
2. ハミルトン＋メルセデス
3. ストロール＋アストンマーチン
4. ラッセル＋メルセデス
5. フェッテル＋アストンマーチン
6. ペレス＋レッドブル
7. ノリス＋マクラーレン
8. ガスリー＋アルファタウリ
9. ルクレール＋フェラーリ
10. アルボン＋ウィリアムズ
11. ボッタス＋アルファロメオ
12. アロンソ＋アルピーヌ
13. リカルド＋マクラーレン
14. 角田＋アルファタウリ
15. ラティフィ＋ウィリアム
16. ガンユー＋アルファロメオ
17. シューマッハ＋ハース
18. マグヌッセン＋ハース
19. オコン＋アルピーヌ
････以下、リタイア
20. サインツ＋フェラーリ
〈14時13分〉
ラッセルが5秒ペナルティ。ラティフィ＋ウィリアムズがコースをはずれてた。バリアには当たっていない。
9周目
1. フェルスタッペン＋レッドブル
2. ハミルトン＋メルセデス
3. ラッセル＋メルセデス
4. ペレス＋レッドブル
5. ストロール＋アストンマーチン
6. フェッテル＋アストンマーチン
7. ルクレール＋フェラーリ
8. ガスリー＋アルファタウリ
9. ノリス＋マクラーレン
10. ボッタス＋アルファロメオ
11. アロンソ＋アルピーヌ
12. アルボン＋ウィリアムズ
13. 角田＋アルファタウリ
14. ガンユー＋アルファロメオ
15. リカルド＋マクラーレン
16. シューマッハ＋ハース
17. オコン＋アルピーヌ
18. マグヌッセン＋ハース
19. ラティフィ＋ウィリアムズ
････以下、リタイア
20. サインツ＋フェラーリ
〈14時21分〉
ボッタス＋メルセデス、アルボン＋ウィリアムズ、角田＋アルフエタウリかピットイン。
〈14時25分〉
ハミルトン＋メルセデスがピットイン。7番に後退した。
〈14時26分〉
フェルスタッペン＋レッドブル、続いてラッセル＋メルセデスかピットイン。
ペレス＋レッドブルがトップに立った。
☆☆ レッドブルが1-2、ルクレール＋フェラーリを挟んでストロールとフェッテルのアストンマーチンが続いている。
角田＋アルファタウリは、16番手。
〈14時32分〉
中団でも熾烈な先陣争いが展開している。オコン＋アルピーヌがシューマッハ＋ハースを交わして9番手へ。
〈14時34分〉
風の影響か、ボッタスはリヤのグリップを失ってコースをはずレスストップ。セフティカーが導入された。
21周目（セフティカー中）
1. フェルスタッペン＋レッドブル
2. ハミルトン＋メルセデス
3. ペレス＋レッドブル
4. ルクレール＋フェラーリ
5. ラッセル＋メルセデス
6. フェッテル＋アストンマーチン
7. ストロール＋アストンマーチン
8. ガスリー＋アルファタウリ
9. アロンソ＋アルピーヌ
10. ノリス＋マクラーレン
11. 角田＋アルファタウリ
12. オコン＋アルピーヌ
13. シューマッハ＋ハース
14. ガンユー＋アルファロメオ
15. マグヌッセン＋ハース
16. リカルド＋マクラーレン
17. アルボン＋ウィリアムズ
18. ラティフィ＋ウィリアムズ
19. ボッタス＋アルファロメオ
････以下、リタイア
20. サインツ＋フェラーリ
22周目
セフティカーが退出し、角田＋アルファタウリがノリス＋マクラーレンを交わしてポイント圏内にポジションを上げたところでアロンソがクラッシュして再び赤旗。
☆☆ 角田裕毅はこの混乱で8位を手にした。
セテティカー中
1. フェルスタッペン＋レッドブル
2. ハミルトン＋メルセデス
3. ペレス＋レッドブル
4. ルクレール＋フェラーリ
5. ラッセル＋メルセデス
6. フェッテル＋アストンマーチン
7. ガスリー＋アルファタウリ
8. 角田＋アルファタウリ
9. ノリス＋マクラーレン
10. シューマッハ＋ハース
11. オコン＋アルピーヌ
12. マグヌッセン＋ハース
13. リカルド＋マクラーレン
14. アルボン＋ウィリアムズ
15. ラティフィ＋ウィリアムズ
16. アロンソ＋アルピーヌ
17. ガンユー＋アルファロメオ
18. ストロール＋アストンマーチン
19. ボッタス＋アルファロメオ
････以下、リタイア
20. サインツ＋フェラーリ
〈14時43分〉
リスタート！
〈15時00分〉〈日本時間翌24日05時00分〉
ルクレール＋フェラーリとペレス＋レッドブルの激しい攻防が展開している。ペレスが前の3番手。ルクレール＋フェラーリが再びペレスを攻略。スタンドを沸かせた。
〈15時01分〉
ハードタイヤのガスリーを先頭に、レーシングスクール･トレーンが続いている。後ろは、角田＋アルファタウリ、ノリス＋マクラーレン、シューマッハ＋ハース。
〈15時05分〉
ガスリー＋アルファタウリがピットインし、角田＋アルファタウリが7番手へ。
☆☆ ペレス＋レッドブルとラッセル＋メルセデスの4番手争いも衆目の的。
〈15時07分〉
角田＋アルファタウリ、シューマッハ＋ハースがピットイン。角田裕毅は15番手に後退。
ハミルトン＋メルセデスがピットイン。フェルスタッペン＋レッドブルに対してアンダーカット狙いだが、さきにピットすると前に出るのは難しい?
☆☆ しかし、フェルスタッペン＋レッドブルがピット作業に手間取ったおかげでフェルスタッペン＋レッドブルは6番手に後退。ハミルトンは3位でレースを続けている。
〈15時16分〉
フェルスタッペン＋レッドブルとルクレール＋フェラーリが、抜きつ抜かれつの激しい3位攻防戦。スタンドがどよめいている。
41周目
フェルスタッペン＋レッドブルには届かなかったが、一時トップを走って得意のCOTAでポテンシャルを見せたハミルトン。
ハミルトン＋メルセデスがタイヤ交換のタイミングでトップに立っていたフェッテル＋アストンマーチンを交わしてレースリーダーにたった。
42周目にフェッテル＋アストンマーチンかピットインしたが、長いピット作業で12番手の角田＋アルファタウリの後ろでレースに戻った。
☆ハミルトンは本当にここでは強い！
〈15時29分〉
残り10周
ハミルトン＋メルセデスと2番手のフェルスタッペン＋レッドブルの差は2秒弱。56周レースは47周目に入っている。
☆☆ フェルスタッペン＋レッドブルがじわじわとハミルトン＋メルセデスとの差を詰めている。2秒あった差は、残り8周で1.3秒になった。
残り7周。フェルスタッペン＋レッドブルがハミルトン＋メルセデスのDRS圏内に入った。
56周レースの50周目
フェルスタッペン＋レッドブルがハミルトン＋メルセデスを仕留めてトップに躍り出た。ハミルトンもピッタリと着けて逆転を狙っている。
53周目
11番手の角田＋アルファタウリがアルボン＋ウィリアムズを激しくつつき回っている。入賞をかけた闘いが最後のハイライトになっている。
54周目
角田裕毅だがアルボンを交わして10番手に上がったが、アルボンが取り返した。さらにもう一度10番手角田＋アルファタウリ。残り3周。
☆☆ フェルスタッペン＋レッドブルはハミルトン＋メルセデスに2秒以上の差をつけて逃げの態勢。
☆☆ 終盤似あちこちで起きた先陣争いに面白さが凝縮したレースだった。
磐石のレース。一端抜かれたハミルトンをズバッと抜き返したフェルスタッペン。チャンピオンの貫祿を示し、この日逝去が伝えられた恩人のレッドブル創始者であるデイトリッヒ･マテッシに恩返しの勝利を贈った。
◆アメリカGP結果
1. フェルスタッペン＋レッドブル 1時間42分11秒687
2. ハミルトン＋メルセデス ＋5秒023
3. ルクレール＋フェラーリ ＋7秒501
4. ペレス＋レッドブル ＋8秒293
5. ラッセル＋ウィリアムズ ＋44秒5
6. ノリス＋マクラーレン ＋53秒785
7. アロンソ＋アルピーヌ ＋55秒078
8. フェッテル＋アストンマーチン ＋1分05秒354
9. マグヌッセン＋ハース ＋1分05秒834
10. 角田＋アルファタウリ ＋1分10秒919
････以上、入賞
11. オコン＋アルピーヌ
12. アルボン＋ウィリアムズ
13. ガンユー＋アルファロメオ
14. ガスリー＋アルファタウリ
15. シューマッハ＋ハース
16. リカルド＋マクラーレン
17. ラティフィ＋ウィリアムズ
18. ストロール＋アストンマーチン
19. ボッタス＋アルファロメオ
････以下、リタイア
20. サインツ＋フェラーリ
次の第20戦は高地メキシコシティのメキシコGP。また違った展開を見せてくれそうだ。
［STINGER］山口正己
Photo by REDBULL
