ライブタイムメモ/2022F1GP第21戦/サンパウロGP/インテルラゴス・サーキット/サンパウロ/決勝レース
<14時50分>(日本時間翌14日02時50分)
決勝を迎えサンパウロは、気温は30℃に近づいている。雨の心配は今のところ、ない。
それぞれの思いが観客席に伝わり、スタンドはすでに熱気の中にいる。
2022年シーズンは残り2戦。ブラジルのサンパウロのインテルラゴスは、30℃の熱戦になる。
昨日のスプリント・レースではラッセル+メルセデスがF1が初めての美酒を味わったが、本番の今日のレースで、その自信がどう出るか。
インテクラゴスを得意とすくハミルトン+メルセデスが3番手グリッドから虎視眈々と狙いを着けている。角田+アルファタウリは、ピットスタート。
<15時00分>(日本時間翌14日03時)
フォーメーションラップが始まった。
☆☆メルセデスの2台が、スピードアップして2台のレッドブルを大きく離してグリッドに着いた。
角田+アルファタウリはピットを出た。
<15時03分>(日本時間翌14日03時03分)
スタート!
☆☆ ラッセル+メルセデスが蹴りだしよくダッシュを決めて1コーナーですでにハミルトン+メルセデスに数車身の差をつけた。
後方でマスクラッシュ!
セフティカー。
ガスリー+アルファタウリ、リカルド+マクラーレン、そして最初にスピンしたマグヌッセン+ハースがマシンを停めた。
☆☆ クラッシュの状況はリカルド+マクラーレンが、マグヌッセン+ハースの右後輪を突ついて、マグヌッセン+ハースがスピン。ガスリー+アルファタウリが巻き込まれた。
☆☆ マグヌッセン+ハースは、ポールポジションを取った時点で、今回のレースの“ツキ”を全部使い果たしたような結末。
71周レースの5周目
まだセフティカーの先導が続いている。
アルボン+ウィリアムズがピットイン。タイヤを交換してコースに戻った。
6周目
1. ラッセル+メルセデス
2. ハミルトン+メルセデス
3. フェルスタッペン+レッドブル
4. ペレス+レッドブル
5. ノリス+マクラーレン
6. ルクレール+フェラーリ
7. サインツ+フェラーリ
8. フェッテル+アストンマーチン
9. ガスリー+アルファタウリ
10. シューマッハ+ハース
11. ボッタス+アルファロメオ
12. ガンユー+アルファロメオ
13. ストロール+アストンマーチン
14. オコン+アルピーヌ
15. アロンソ+アルピーヌ
16. ラティフィ+ウィリアムズ
17. 角田+アルファタウリ
18. アルボン+ウィリアムズ
19. リカルド+マクラーレン
以下、リタイア
20. マグヌッセン+ハース
セフティカー解除の再スタートで、ハミルトン+メルセデスとフェルスタッペン+レッドブルが接触、さらにルクレール+フェラーリとノリス+マクラーレンが当たってルクレール+フェラーリがバリアに突っ込んだ。
★★大荒れ。というか目茶苦茶。
フェルスタッペン+レッドブルとハミルトン+メルセデスの接触は、1コーナーから2コーナーにかけての下り区間。明らかにフェルスタッペン+レッドブルが無理やりハミルトン+メルセデスのインに並んだことが原因に見える。
10周目
1. ラッセル+メルセデス
2. ペレス+レッドブル
3. サインツ+フェラーリ
4. ノリス+マクラーレン
5. フェッテル+アストンマーチン
6. ハミルトン+メルセデス
7. ガスリー+アルファタウリ
8. シューマッハ+ハース
9. ストロール+アストンマーチン
10. ボッタス+アルファロメオ
11. オコン+アルピーヌ
12. アロンソ+アルピーヌ
13. ガンユー+アルファロメオ
14. ラティフィ+ウィリアムズ
15. 角田+アルファタウリ
16. アルボン+ウィリアムズ
17. フェルスタッペン+レッドブル
18. ルクレール+フェラーリ
以下、リタイア
19. リカルド+マクラーレン
20. マグヌッセン+ハース
☆☆ ペレス+レッドブルに5秒のペナルティ。
ノリス+マクラーレン、フェッテル+アストンマーチン、ハミルトン+メルセデスが三つ巴の闘い。ハミルトン+メルセデスがフェッテル+アストンマーチンを交わして5番手へ。
ハミルトン+メルセデスがノリス+マクラーレンに接近。しかし、フェルスタッペン+レッドブルと当たってパーツが飛んだ手負いのクルマ。だが、簡単にノリス+マクラーレンの前に出た。
アロンソ+アルピーヌがピットイン。スムーズにレースに戻った。
☆☆ フェルスタッペン+レッドブルとハミルトン+メルセデスの接触は、フェルスタッペン+レッドブルが無理やりインを刺しただけでなく、左にいたハミルトン+メルセデスも2コーナーに向けて右にハンドルを切っていた。“相手が避ける”と言わんばかりに!?
17周目
1. ラッセル+メルセデス
2. ペレス+レッドブル
3. サインツ+フェラーリ
4. ハミルトン+メルセデス
5. フェッテル+アストンマーチン
6. ノリス+マクラーレン
7. ガスリー+アルファタウリ
8. ボッタス+アルファロメオ
9. シューマッハ+ハース
10. オコン+アルピーヌ
11. ストロール+アストンマーチン
12. アルボン+ウィリアムズ
13. 角田+アルファタウリ
14. ラティフィ+ウィリアムズ
15. フェルスタッペン+レッドブル
16. アロンソ+アルピーヌ
17. ルクレール+フェラーリ
18. ガンユー+アルファロメオ
20周目
7番手にいたガスリー+アルファタウリがピットイン。ルクレール+フェラーリの前の16番手でコースに戻った。
21周目
角田+アルファタウリがずるずると17番手に下がった。
22周目
ルクレール+フェラーリが3度目のピットイン。最速ラップは記録しているが、順位は17番手。
24周目
3秒あったラッセル+メルセデスとペレス+レッドブルの差が詰まったが、ペレス+レッドブルはピットインしてタイヤを交換。4位に落ち、メルセデスの1-2に。
ラッセル+メルセデスもピットイン。
ラッセル+メルセデスは、ハミルトン+メルセデスの11秒後方でコースに戻った。ハミルトン+メルセデスがタイヤ交換でピットインすれば逆転する。
27周目
5番手からフェッテル+アストンマーチンがピットイン。7番手で復帰。
10位争いのオコン+アルピーヌがガンユー+アルファロメオをパス。
29周目
ルクレール+フェラーリが角田+アルファタウリを交わして14番手へ。
ハミルトン+メルセデスがピットイン。
ラッセル+ウィリアムズ、ペレス+レッドブルの後ろの3番手でレースに戻った。
71周レースの32周目
1. ラッセル+ウィリアムズ
2. ペレス+レッドブル
3. サインツ+フェラーリ
4. ハミルトン+メルセデス
5. アロンソ+アルピーヌ
6. ボッタス+アルファロメオ
7. フェッテル+アストンマーチン
8. オコン+アルピーヌ
9. ガスリー+アルファタウリ
10. ノリス+マクラーレン
11. ガンユー+アルファロメオ
12. シューマッハ+ハース
13. ルクレール+フェラーリ
14. 角田+アルファタウリ
15. ストロール+アストンマーチン
16. フェルスタッペン+レッドブル
17. アルボン+ウィリアムズ
18. ラティフィ+ウィリアムズ
35周目
ルクレール+フェラーリがシューマッハ+ハースをパスして12番手へ。
37周目
サインツ+フェラーリがピットイン。
4番手でコースに戻った。
38周目
アロンソ+アルピーヌが13番手の角田+アルファタウリをパス。
42周目
ルクレール+フェラーリが8番手のノリス+マクラーレンの背後に着けた。
43周目
ルクレール+フェラーリが8番手のノリス+マクラーレンの背後に着けた。
☆☆ ペレス+レッドブルは苦しい。
45周目
ハミルトン+メルセデスがペレス+レッドブルをパスしてメルセデスの1-2。
ルクレール+フェラーリがピットイン。
コース上ではフェルスタッペン+レッドブルとノリス+マクラーレンが8番手争いを続けている。
46周目
ボッタス+メルセデスとノリス+マクラーレンがピットイン。
48周目
ペレス+レッドブルがピットイン。
メルセデス2台とサインツ+フェラーリの後ろでレースに復帰。
49周目
ラッセル+メルセデスがピットイン。
サインツ+フェラーリの鼻先をかすめるように前で戻った。
51周目
ルクレール+フェラーリがフェッテル+アストンマーチンを交わして8番手へ。
52周目
ノリス+マクラーレンがコース・サイドでストップ!
53周目
ヴァーチャル・セフティカー。
サインツ+フェラーリがピットへ。またまた順位変動。
ヴァーチャル・セフティカー中
1. ラッセル+ウィリアムズ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ペレス+レッドブル
4. サインツ+フェラーリ
5. ボッタス+メルセデス
6. ルクレール+フェラーリ
7. フェッテル+アストンマーチン
8. オコン+アルピーヌ
9. アロンソ+アルピーヌ
10. フェルスタッペン+レッドブル
11. ガンユー+アルファロメオ
12. シューマッハ+ハース
13. ストロール+アストンマーチン
14. ガスリー+アルファタウリ
15. 角田+アルファタウリ
16. アルボン+ウィリアムズ
17. ラティフィ+ウィリアムズ
以下、リタイア
18. ノリス+マクラーレン
19. リカルド+マクラーレン
20. マグヌッセン+ハース
56周目
セフティカーに替わった。
71周レースの58周目
なかなか出なかった周回遅れをセフティカーの前に出す指示が出た。
アルボン+ウィリアムズラティフィ+ウィリアムズ、角田+アルフエタウリがセフティカーを追い越して隊列の後ろを目指す。
71周レースの59周目
セフティカー解除!
アルピーヌ2台が7-8番手。マクラーレンとのコンストラクターズ争いが俄然有利になった。
61周目
アロンソ+アルピーヌがボッタス+メルセデスを交わして6位へ!
残り10周
DRSが使えるようになった。
63周目
サインツ+フェラーリがペレス+レッドブルとニアミス。ギリギリの接近戦の後にサインツ+フェラーリが前に出た!
64周目
フェルスタッペン+レッドブルがオコン+アルピーヌとボッタス+メルセデスをゴボウ抜きして7番手へ。
65周目
アロンソ+アルピーヌがペレス+レッドブルに接近。2コーナーからのストレートで前に出た。
残り5周
まだまだチェッカード・フラッグを受ける順位は見えない。
1. ラッセル+ウィリアムズ
2. ハミルトン+メルセデス
3. サインツ+フェラーリ
4. ルクレール+フェラーリ
5. アロンソ+アルピーヌ
6. ペレス+レッドブル
7. フェルスタッペン+レッドブル
8. オコン+アルピーヌ
9. ボッタス+メルセデス
10. ストロール+アストンマーチン
11. フェッテル+アストンマーチン
12. ガンユー+アルファロメオ
13. ガスリー+アルファタウリ
14. シューマッハ+ハース
15. アルボン+ウィリアムズ
16. ラティフィ+ウィリアムズ
17. 角田+アルファタウリ
18. ノリス+マクラーレン
残り2周
ラッセル+メルセデスとハミルトン+メルセデスの差は1秒少々。
エマーソン・フィティパルディがチェッカード・フラッグを構えて待っている。
ラッセル+メルセデスは完全に逃げきりの態勢。
ラッセル+メルセデスがトップでエマーソン・フィティパルディが降るチェッカーを受けた。81戦目の“本当の”初優勝!! ファステストラップもラッセル+メルセデスが手に入れた。
ラッセルが絶叫している。
そのラッセルに、“GEORGE RUSSELL, YOU ARE FORMULAONE WORLD CHAMPION!”とチーム無線。
おめでとう、ジョージ!
どんな気分ですか、とインタビューアのフィリッペ・マッサ。
ラッセルは、ぐっと堪えた後に、目を潤ませて喜びを語った。
「最高の気分です。チームにお礼を言いたいです」
「セフティカーが入って難しくなったと思ったけれど、初めてここまで来られた」
いいシーズンですね。
「言葉になりません。ゴーカートに親に連れて行ってもらって、家族、マネージャーみんなが応援してくれて、メルセデスに入れて。本当に嬉しいです」
表彰台で感無量の表情でイギリス国歌を聴くラッセル。
表彰台には、イギリス国旗がふたつ、3位の場所にはスペイン国旗がカルロス・サインツのために提示された。
[STINGER]山口正己
Photo by Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team