勝田完全復活で最終日へ!–WRC 第2戦 ラリー・スウェーデン デイDAY3
2023WRC 第2戦ラリー・スウェーデン3が、2月11日(土)にウーメオーのサービスパークを中心に行なわれ、勝田貴元は、厳しいコンディション下でこの日を乗り越え、厳しい状況の中で最終日に向けて前向きのラリーを闘った。
TOYOTA GAZOO Racing WRTはは、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組GRヤリスRally1 HYBRIDが総合4位、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が総合5位につけ着けている。
勝田貴元
「ステージに戻ることができて本当に嬉しかったです。完璧に直してくれたチームに感謝します。見た目もフィーリングも新品そのもので、昨日感じていた良いフィーリングが戻ってきました」
ただ昨日と違うのは、1番スタートの路面コンディションは、初めて経験するかなり難しい状態でしたが、多くのことを学び、コンディションさえ悪くなければペースは良好でしたが、雪の路面で走行ラインを刻まなければならず、タイムを失いましたが、明日はパワーステージに集中し、ポイントを獲得できるようにプッシュしたいと思います」
ラリー・スウェーデン デイ3top10
1 タナック/ヤルヴェオヤ+フォードPuma Rally1 HB 1h54m45.4s
2 ブリーン/フルトン+ヒョンデ i20 N Rally1 HB +8.6s
3 ヌービル/ヴィーデガ+ヒョンデ i20 N Rally1 HB +23.7s
4 ロバンペラ/ハルットゥネン+トヨタ GRヤリス Rally1 HB +27.5s
5 エバンス/マーティン+トヨタ GRヤリス Rally1 HB +57.7s
6 ルーベ/ジルソー +フォード+プーマRally1 HB +2m28.1s
7 ソルベルグ/エドモンドソン+シュコダ・ファビオRS Rally2
8 ベイビー/エリクソン+VW ポロGTI +6m46.6s
9 パヤリ/マルコネン+シュコダ・ファビオRS Rally2) +7m08.9s
10 グリアジン/アレクサンドロフ+シュコダ・ファビオRS Rally2) +7m20.0s
40 勝田貴元/ジョンストン+トヨタ GRヤリスRally1 HYBRID +31m18.3s
明日2月12日(日)最終日のデイ4の舞台は、ウーメオーの北側全長26.48kmの新ステージ「バスタービック」でSS16、SS17を連続走行後、SS15で使われた「ウーメオー」を再走する。最終ステージのSS18は、“パワーステージ”としてトップ5タイムにボーナス・ポイントが与えられる。3本のステージの合計距離は63.04km、移動区間を含むと総走行距離は223.98kmとなる。
【STINGER】
Photo by GAZOO WRT