まずはレッドブル・レーシングが先制パンチ!
バーレーンでのプレシーズン・テストが終了した。
2023年F1GP開幕戦の舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキットで、3日間に渡って行なわれたF1プレシーズンテストが、2月27日に終了した。
アストンマーチンのランス・ストロールが交通事故で腕を骨折して欠場したことで、アストンマーチンにはF2チャンピオンのフェリッペ・ドルゴビッチ、マクラーレンのオスカー・ピアストリ、ウィリアムズのローガン・サージェント、帰り新参のニコ・ヒュルケンベルグ、角田裕毅のチームメイトでF1にデビューするニック・デ・フリースなどが注目を集めた。
例によってテストでは、各チームとも通常のGP本番とは異なる思い思いのプログラムを進めるため、勢力図はまだ見えていないが、大方の流れの一端が垣間見えた。
まずは安定のレッドブル・レーシング。ペレスが3日間を一人で担当し、最速タイム。周回数も、一人の走行で最多のウィリアムズ+アルボンの136周に次ぐ3番手の周回を稼ぎ、昨シーズンからの流れを安定して継続してみせた。
角田裕毅も好調に周回を重ね、チームメイトになったデ・フリーズと合わせて、10チーム中最多の166周をこなし、幸先のいいキックオフをこなした。
2023年シーズンは、今週末の3月3日に初日を迎えるバーレーンGPで幕を開ける。
◆2023F1プレシーズン・テスト結果
1.セルジオ・ペレス+レッドブル 1分30秒305 133☆
2.ルイス・ハミルトン+メルセデス 1分30秒664 65
3.バルテリ・ボッタス+アルファロメオ 1分30秒827 131☆
4.シャルル・ルクレール+フェラーリ 1分31秒024 67
5.カルロス・サインツ+フェラーリ 1分31秒036 76
6.角田裕毅+アルファタウリ 1分31秒261 79☆
7.ケビン・マグヌッセン+ハース 1分31秒381 95
8.ジョージ・ラッセル+メルセデス 1分31秒442 83
9.フェルナンド・アロンソ+アストンマーチン 1分31秒450 80□
10.フェリペ・ドルゴヴィッチ+アストンマーチン1分32秒075 77◆
11.ランド・ノリス+マクラーレン 1分32秒160 37
12.ピエール・ガスリー+アルピーヌ 1分32秒762 56□
13.アレクサンダー・アルボン+ウイリアムズ 1分32秒793 136☆
14.エステバン・オコン+アルピーヌ 1分32秒257 76
15.ニコ・ヒュルケンベルグ+ハース 1分33秒329 77◆
16.オスカー・ピアストリ+マクラーレン 1分33秒655 44◆
17.ニック・デ・フリース+アルファタウリ 1分38秒244 87◆
☆=ひとりで担当/□=移籍/◆=新人もしくは帰り新参 /
※最多周回チームは、アルファタウリの166周
【STINGER】
Photo by REDBULL