ノリス+マクラーレン安定の最速–2024F1GP第18戦シンガポール初日
ヨーロッパの闘いを終えたGrand Prixは、シンガポールに舞台を移し、マリナベイ沿いのナイトレース、シンガポールGPの週末に入った。
コース改修でDRS区間が4か所に増え、さらに高速になったマリナベイ・サーキット。新たに部分舗装が施されたコースの初日は、フリー走行2のセッション最後に、それまで1-2を占めていたフェラーリの2台をノリスが押され込む最速。ボディセンターのカラーリングにホワイトを加えてイメージを一新してきたマクラーレンが、まずは幸先いい初日をまとめる結果になった。
角田裕毅+ビザ・キャッシュアップRBは、この3台に次ぐ4番手。苦手とコメントしていた公道コースで、想像以上にいい仕上がりをみせた。
メルセデスのラッセルが終盤間際にウォールに鼻先をぶつけてフロントウィングを落とし、コラピント+ウィリアムズやアルボン+ウィリアムズもウォールを擦るなど、ギリギリの走りがスペクタクルに展開する中で、ハミルトン+メルセデスが11番手、フェルスタッペン+レッドブルが15番手に沈んだが、二人のチャンピオンが予選に向けて、フリー走行3でどこまで仕上げてくるか。
また、今年限りでビザ・キャッシュアップRBを去るリカルドは、ここでも角田に前を譲ったが、最後を飾るべく最近にない気合の走りをみせており、予選の走りが期待される。
予選は、フリー走行の後、21時(日本時間22時)から行なわれる。
2024F1GP第18戦シンガポールGPフリー走行2結果
1.ノリス+マクラーレン
2.ルクレール+フェラーリ
3.サインツ+フェラーリ
4.角田裕毅+ビザ・キャッシュアップRB
5.ピアストリ+マクラーレン
6.リカルド+ビザ・キャッシュアップRB
7.ラッセル+メルセデス
8.ペレス+レッドブル
9.アルボン+ウィリアムズ
10.フルケンブルグ+ハース
11.ハミルトン+メルセデス
12.アロンソ+アストンマーチン
13.マグヌッセン+ハース
14.ストロール+アストンマーチン
15.フェルスタッペン+レッドブル
16.コラピント+ウィリアムズ
17.オコン+アルピーヌ
18.ガスリー+アルピーヌ
19.周冠宇+キック・ザウバー
20.ボッタス+キック・ザウバー
【STINGER】
Photo by FORMULA ONE