【2019】 ロシアGP
ソチ・アウトドロモ
◆ソチといえば、2014年の2月におこなわれた、第22回冬季オリンピック。そのオリンピックの会場となったソチ・オリンピック・パーク内に作られたのが、ソチ・アウトドロモだ。サーキットは、フィギュア・スケート会場、アイスホッケー会場、スピード・スケート会場の周りをぐるりと回るレイアウトになっている。
◆デザイナーは、近代サーキット・デザイナーとしておなじみのヘルマン・ティルケ。
◆コーナー数19、全長5.853kmのサーキットは、F1のカレンダーではベルギーのスパ・フランコルシャン(7.004 km)、イギリスのシルバーストン(5.891 km)に次いで、3番目の長さを誇る。
◆インフィニティ・レッドブル・レーシングのセバスチャン・フェッテルは、2013年の4月に走行を済ませているが、このときはインフィニティのロードカーだった。F1のマシンでの走行経験があるのは、ザウバー・F1・チームの今年のレギュラー・ドライバー候補だった、ロシア出身のセルゲイ・シロトキンが最初。このときは、ザウバー・チームが2012年を闘った「C31」が使用された。
◆サーキットの名前はソチ・オリンピック・パーク・サーキットとして知られていたが、正式名称はソチ・アウトドロモに変更された。