フロントローの差0.042秒!!–2017F1GP第9戦オーストリアGP予選
オーストリアのシューピルベルク、風光明媚な丘陵地帯に広がるレッドブル・リンクは、1周4.326kmの20戦のF1GP中最短のコース。そのためもあって、タイム差は拮抗し、ポールポジションと2位の差は0.041秒というきわどい勝負になった。
ポールポジションは、バーレーンに続いてF1GP二度目のバルテリ・ボッタス(メルセデス)、フェラーリのセバスチャン・フェッテル(フェラーリ)を辛くも抑え込んだ。
メルセデスの僚友ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、3番手タイムだが、ギヤポックス交換のために5グリッドダウンのペナルティを背負って、8番グリッドからのスタートが決まった。
地元GPとなったレッドブルは、トップ2にやや水を開けられて5位と6位。
前戦のアゼルバイジャンGPから投入した“スペック3パワーユニット”のポテンシャルに期待が集まっていたマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが金曜日にMGU-Hにトラブルが発生して以前のパワーユニットに積み替えたことで足並みが乱れ、Q3進出が果たせなかった。
スペック3を搭載したストフェル・ヴァンドーンもQ2で敗退したが、マクラーレン・ホンダの二人はQ3通過ラインまでごくわずかだったことで、アロンソはアタックを終えてピットに戻ったところで、「このまま続ければ悪くない」とチームに無線で報告した。
◆2017F1GP第9戦オーストリアGP予選
1. ボッタス+メルセデス
2. フェッテル+フェラーリ
3. ハミルトン+メルセデス※5グリッドダウン
4. ライコネン+フェラーリ
5. リカルド+レッドブル
6. フェルスタッペン+レッドブル
7. グロジャン+ハース
8. ペレス+フォースインディア
9. オコン+フォースインディア
10. サインツ+トロロッソ
※以下、Q2
11. フルケンベルグ+ルノー
12. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
13. ヴァンドーン+マクラーレン・ホンダ
14. クビアト+トロロッソ
15. マグヌッセン+ハース
※以下Q1
16. パーマー+ルノー
17. マッサ+ウィリアムズ
18. ストロール+ウィリアムズ
19. エリクソン+ザウバー
20. ウェーレイン+ザウバー
[STINGER]
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team