ライブタイムメモ/2021インディカー第7戦/デトロイトGP
◆ライブタイムメモ
2021インディカー・シリーズ第7戦
デトロイトGP
ベルアイル・パーク特設コース
デトロイト
<15時02分>(日本時間翌13日午前3時02分)
パレード・ラップが始まっている。
オワード+アロー・マクラーレンSPがPP、佐藤琢磨は16番手。
<15時06分>
グリーン!!
接触なくきれいなスタート。
<15時08分>
2周目
1. パトリシオ・オワード C
2. アレクサンダー・ロッシ H
3. ロメイン・グロジャン H
4. エド・ジョーンズ H
5. コルトン・ハータ H
6. ウィル・パワー C
7. ジョセフ・ニューガーデン C
8. シモン・パジェノー C
9. ライアン・ハンターレイ H
10. スコット・ディクソン H
14. 佐藤琢磨 H
<15時09分>
ライアン・ハンターレイがピットイン。数台が早々にピットインした。
<15時12分>
ジョセフ・ニューガーデンがドライブシャフトのトラブルで、スローダウン。タイヤが外れそう。
☆☆ ニューガーデンはピットに戻ってタイヤを付けて無事にレースに復帰。
<15時17分>
多くがピットインしたことで、佐藤琢磨が3番手、さらにディクソンをパスして2位へ。
☆☆ トップはウィル・パワー。
<15時20分>
1. ウィル・パワー C
2. スコット・ディクソン H
3. 佐藤琢磨 H
4. エド・ジョーンズ H
5. シモン・パジェノー C
6. フィリックス・ローゼンクビスト H
7. ジェイムス・ヒンチクリフ H
8. マーカス・エリクソン H
9. サンティノ・フェルッチ H
10. グラハム・レイホール H
☆☆ 12周目。ディクソンがパワーをパスしてトップへ。
14周
路面が荒れていることもあって、少しでもラインを外すと即座に抜かれることから、オーダーが目まぐるしく変動ししている。
1. スコット・ディクソン H
2. ウィル・パワー C
3. 佐藤琢磨 H
4. フィリックス・ローゼンクビスト H
5. ジェイムス・ヒンチクリフ H
6. シモン・パジェノー C
7. マーカス・エリクソン H
8. サンティノ・フェルッチ H
9. アレクサンダー・ロッシ H
10. グラハム・レイホール H
<15時30分>
70周レースの19周目
佐藤琢磨がピットイン。作業に手間取って18番手でレースに戻った。直後にピットインしたローゼンクビストは14番手にいる。
☆☆ 琢磨が手間取ったのは、左リア?
<15時34分>
22周目
何台かが既に2度目のピットインを終えている。琢磨も二度目を済ませて15番手。終盤にかける。
24周目
琢磨がパジェノーを抜いて13番手へ。
フィリックス・ローゼンクビストがタイヤバリアに激しくクラッシュ!!
☆☆ フルコースコーション。
アクセルが戻らずに、全開でバリアに突っ込んで、タイヤを弾き飛ばした。フロント部分が大破し、ローゼンクビストは、コクピットから救出作業に手間取っている。足が心配。
<15時43分>
タイヤバリアの向こう側のコンクリートバリアが倒れてしまっている。ローゼンクビストは、まだコクピットの中。
<15時45分>
28周目
赤旗中。
1. スコット・ディクソン H
2. ジェイムス・ヒンチクリフ H
3. サンティノ・フェルッチ H
4. アレクサンダー・ロッシ H
5. グラハム・レイホール H
6. パトリシオ・オワード C
7. コルトン・ハータ H
8. アレックス・パロウ H
9. セバスチャン・ブルデー H
10. ウィル・パワー C
11. マーカス・エリクソン H
12. 佐藤琢磨 H
13. シモン・パジェノー C
14. リナス・ヴィーケー C
15. エド・ジョーンズ H
16. ジャック・ハーベイ H
17. ロメイン・グロジャン H
18. コナン・デイリー H
19. スコット・マクラフリン C
20. ダルトン・ケレット C
21. ジョセフ・ニューガーデン C
22. フィリックス・ローゼンクビスト C
23. マックス・チルトン C
24. ライアン・ハンターレイ H
25. ジミー・ジョンソン H
<15時49分>
☆☆ ローゼンクビストはコクピットから出されてストレッチャーに載せられた。
☆☆ ローゼンクビストを診た医師によると、脳震盪もなく、大きな怪我はないとのこと。
<16時08分>
全車ピットレーンで待機中。
フィリックス・ローゼンクビストが激突した現場では、タイヤバリアとコンクリート・ウォールの修復作業と、路面の清掃が進められている。
<16時20分>
倒れたコンクリート・ウォールがはめ換えられたが、コース再開までにはまだ若干の時間が必要そう。
☆☆ と思いきや、コンクリート・ウォールの幅が微妙に長くてピッタリと嵌まらない。
☆☆ デトロイトGPの会場は、GM本社ビルの『GMルネッサンス・センター』が見下ろす場所にあり、1982年から1988年までのF1と同じ市街地コースだが、実はまったく別のコース。F1GPは、GMビルに近い市内で行なわれ、路面状態はインディカーほどバンピーではなかった。
<16時40分>
コンクリート・ウォールが無理やりはめ込まれ、鉄板でつなぎ留められた。
16時50分にリスタートの予定。
☆☆ インタビューを受けるロメイン・グロジャンの表情が、F1時代とは違ってケンがなくとても柔和。インディカーとF1GPの違いの証明!?
<16時57分>
コンクリートバリアの修復が終わり、ドライバーたちがコクピットに納まった。
<17時00分>
佐藤琢磨が最後にコクピットに乗り込んだ。
まもなくスタート。
<17時04分>
フォーメーションラップが始まった。
<17時06分>
ピットロードオープン。
☆☆ 半数ほどがピットイン
<17時08分>
パワーがトップ、エリクソン、佐藤琢磨がトップ3。
一通りタイヤ交換が終わったイエローコーション中
1. ウィル・パワー C
2. マーカス・エリクソン H
3. 佐藤琢磨 H
4. シモン・パジェノー C
5. リナス・ヴィーケー C
6. エド・ジョーンズ H
7. ジャック・ハーベイ H
8. ロメイン・グロジャン H
9. コナン・デイリー H
10. スコット・マクラクリン C
<17時14分>
リスタート!!
☆☆ パトリシオ・オワードがグラハム・レイホールのインを突いて12番手へ。
スコット・ディクソンがジャック・ハーベイをパスして8番手へ。
<17時16分>
70周レースの33周目
オワードがディクソンに続く9番手にポジションを上げている。
佐藤琢磨は、3番手だが、リナス・ヴィーケーとの接触したカドで、審議対象。
☆☆ 誰かと接触?
<17時18分>
ロメイン・グロジャンがタイヤ・トラブルでピットイン。
38周目
ポジションを落としていた佐藤琢磨だが、ペースが戻った。
現在、トップから2秒+遅れの4番手。
<17時24分>
39周目
6番手のディクソンはリヤ・タイヤが辛くなって、シモン・パジェノーのつつかれている。
70周レースの44周目
スコット・ディクソンがピットイン。
アレックス・パロウも入った。
<17時33分>
佐藤琢磨がラスト・ピット。ブラック・タイヤに交換して10番手でレースに戻った。上位はまだヒットインが残っており、琢磨はPtoPがタップリ残っている。
70周レースの50周目
1. パトリシオ・オワード C
2. グラハム・レイホール H
3. サンティノ・フェルッチ H
4. ジョセフ・ニューガーデン C
5. ウィル・パワー C
6. マーカス・エリクソン H
7. リナス・ヴィーケー C
8. 佐藤琢磨 H
9. シモン・パジェノー C
10. エド・ジョーンズ H
<17時41分>
佐藤琢磨にピットから、PtoPを使うように指示。23歳のパトリシオ・オワードとバトり中。
55周目
1. ウィル・パワー C
2. マーカス・エリクソン H
3. リナス・ヴィーケー C
4. 佐藤琢磨 H
5. パトリシオ・オワード C
6. シモン・パジェノー C
7. エド・ジョーンズ H
8. グラハム・レイホール H
9. ロメイン・グロジャン H
10. サンティノ・フェルッチ H
57周目
琢磨がリナス・ヴィーケーに追いついている。現在1.3秒差。
59周目
琢磨は、さらに3番手のヴィーケーに迫った。1.6秒差。
残り9周
琢磨はヴィーケーと同じ画面に写っている。差は0.5秒。
残り7周
周回遅れのダルトン・ケレットに詰まったヴィーケーを、琢磨がズバリと抜き去った。
残り6周
ロメイン・グロジャンがウォールにクラッシュ。
イエローから赤旗!!
☆☆ 全車ピットロードへ。
残りは5周。
☆☆ 残り5周からリスタートになると、グリーンが出てから3周の超スプリントになる。
<17時09分>
ウィル・パワーのエンジンがかからない!!
ライバルたちは、コースインしていく。
☆☆ ECUトラブル。
☆☆ パワーは、メカの手でピットに押し戻され、ECUの交換作業中。
PtoPは、エリクソン22秒、琢磨36秒。
リスタート!!
琢磨出遅れた!! リナス・ヴィーケーに抜かれた。
残り2周
ウィル・パワーがコースイン。
ファイナル・ラップ
エリクソンが逃げ、ヴィーケーとオワードが激しい2位争い。
マーカス・エリクソン、GP2以来の勝利、もちろんインディカー初勝利!!
1. マーカス・エリクソン H
2. リナス・ヴィーケー C
3. パトリシオ・オワード C
4. 佐藤琢磨 H
5. グラハム・レイホール H
6. サンティノ・フェルッチ Hル
7. アレクサンダー・ロッシ H
8. スコット・ディクソン H
9. エド・ジョーンズ H
10. ジョセフ・ニューガーデン C
11. セバスチャン・ブルデー H
12. シモン・パジェノー C
13. コナン・デイリー H
14. コルトン・ハータ H
15. アレックス・パロウ H
16. ジャック・ハーベイ H
17. ジェイムス・ヒンチクリフ H
18. ダルトン・ケレット C
19. スコット・マクラフリン C
20. ウィル・パワー C
21. ライアン・ハンターレイ H
22. マックス・チルトン C
23. ロメイン・グロジャン H
24. ジミー・ジョンソン H
25. フィリックス・ローゼンクビスト H
☆☆ トップからリスタートできなかったパワーは、赤旗停車中にメカが用意した冷却用のファンを、使わせてくれなかったインディカーに怒り心頭←最初に停まって、最も長く停車していたことで、熱を持ったICUが壊れた可能性は極めて高い。
☆☆ 荒れた路面のコースはダブル・ヘッダー。明日も重労働が繰り返されるが、今夜は、大雨の予報が出ている。
text by [STINGER]山口正己