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「役立ってくれると期待している」–マグヌッセン復帰へのシュタイナー代表

復帰するマグヌッセンを笑顔で迎えるシュタイナー代表。

ミック・シューマッハ一のチームメイトとして、ケビン・マグヌッセンがシートに復帰してVF-22をドライブするのは、同じコースで3月18日に幕を開ける2022開幕戦バーレーンGPになる模様。

チームを追われたマゼピンは、チームからの相談がまったくない中で、“解雇を知ったのはチームから出たリリースからだった”と不信感を露わにしたが、もともとF1GPを闘うポテンシャルがあったとは思えない内容のレースを続けていた。

ロシア人の彼は、大富豪の父親のドミトリー・マゼピンのバックアップがあったことでF1のシートを得たが、ドミトリーがロシアのウクライナ侵攻について、2月24日にロシアのプーチン大統領と会談したことが、ウクライナを脅かす政策を支持している証拠として、EUの渡航禁止令とロシア国外の資産の凍結などを通達したとされている。要するに、ニキータ・マゼピンにとって、金の切れ目が縁の切れ目となった形だ。

マゼピンに代わってマグヌッセンが復帰することに対して、ギュンター・シュタイナー・チーム代表は、「ケビンがチームに戻ってきたことを嬉しく思います」とコメントした。

「F1の豊富な経験は言うまでもなく、チームに貢献してくれるドライバーを探していましたが、ケビンに決めたのは簡単な決断でした。ケビンがすぐに役に立ってくれることで、ミック・シューマッハとピエトロ・フィッティパルディと共に、シーズン前のテストに彼のノウハウを利用できます」

「ピエトロは、今週木曜日のプレシーズンテストでF1を初めて走ります。彼にとって素晴らしい機会となるはずで、ミックとケビンが残りのテストを担当します」

「ケビンは、我々のチームで重要な要素でした。特に、2018年にF1で最高のフィニッシュを記録したときはなおさらです」

「ガレージとエンジニアリング・ルームの両方で、豊富な経験を持つベテランとして、VF-22の開発で、確実なベンチマークを提供してくれるはずです。チーム全員が、バーレーンでケビンを迎えることを楽しみにしています」

【STINGER】
photo by HASS F1 TEAM

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