カンポスのギオット、作戦勝ち–バーレーンFIA-F2レース2
バーレーンGPのサポートレースとして行なわれるFIA-F2のレース2が、バーレーンGP決勝日の午後2時15分から行なわれ、リバースグリッドの7番手からスタートしたレース1で2位のルカ・ギオット(カンポス)が、優勝した。
レースは、23周のスプリントだが、前評判のとおりタイヤに厳しい闘いとなり、タイヤ交換義務がない短距離レースの中で、タイヤ交換の有無が作戦を分けたが、交換を選んだギオットが、終盤に、無交換で踏ん張っていたセッテカマラとラティフィをパスして作戦を成功させた。
松下信治は、7位まで追い上げた序盤にタイヤを交換する作戦を実行したが、終盤にタイヤが苦しくなって後退、レース以前に、タイヤ選択ギャンブルの様相を呈したレースを12番手で終えた。
次の第2戦は、アゼルバイジャンGPが行なわれる4月最終週の週末に開催される。
◆FIA-F2開幕戦トップ10
1. ルカ・ギオット カンポス
2. セルジオ・セッテカマラ DAMS
3. ニコラス・ラティフィ DAMS
4. ゾー・グァンユー UVヴァートシ
5. ルイス・デラトレス カーリン
6. ミック・シューマッハ プレマ
7. ニック・デ・ブリース ART
8. ジョーダン・キング MPモータースポーツ
9. アンソニー・フバート アルデン
10. ショーン・ゲラエル プレマ
12. 松下信治 カーリン
15. タチアナ・エルデロン アルデン
18. ジュリアーノ・アレジ トライデント
【STINGER】
photo by FIA-F2