スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ、開幕戦に向けて万全!!
24日水曜日にイモラでの“フィルミングデー・テスト”をこなしたスクーデリア・アルファタウリ・ホンダ。久々の走行を終えたピエール・ガスリーは、7月5日の開幕オーストリアGPに向けての「準備ができている」とコメントした。
公にテストが許されていない状況の中で、“フィルミング・デー”という枠がチームに与えられ、各チームは、年に2日間だけのプロモーション撮影用の時間をに限って走行が許可されている。
「2月のテストの後、待ち続けた走行に戻ることができて本当にうれしいです。ドライビングの感覚から遠ざかっていたので、2018年のSTR13と2020年用のAT01のコクピットに座って周回を重ねた感触はなんともいえないもので、本当にスムーズな時間を過ごしました」
「今朝は、本当にハッピーな気分で目が覚めました。今夜も同じ気分でベッドに入れそうです」
「イモラは、好きなサーキットだし、F1マシンのドライブもスペシャルだった。オーストリアに向けて準備ができたと思います」
チームメイトのダニール・クビアトもガスリーと交代でステーリングを握り、イモラでの走行をとても楽しんだとコメントした。
「今日イモラにいるのはとても気持ちいい」
「2010年にここのフォーミュラBMWでの最初のテストを走り、2012年にはフォーミュラ・ルノー・アルプスのレースを走っているので、このトラックは走り込みかできていましたが、ようやくチームとのフィルミングデーでコクピットに戻ることができました」
「イモラは高速コーナーが多いので、ドライブするのは本当に楽しい。いまはカレンダーにはいっていないけれど、是非、スケジュールに組み込んでほしいコースです」
「長い休みの後だったので、クルマに戻って特別な気分になって本当に楽しみました」
クビアトのコメントが本心であることは、彼が、テスト終了後に、メインストレートでドーナツターンをサービスしたことで証明された。
二人のコメントから、新鮮な2020カラーのスクーデリア・アルファタウリへの期待がまた一段高まった。
[STINGER]山口正己
photo by Scuderia AlphaTauri