ハンガリー・テスト、初日のトップタイムはルクレール、マクラーレンのヴァンドーンは2位
1日(火)~2日(水)の2日間、先週末のハンガリーGPの舞台となったオンガロリンク・サーキットでおこなわれた今シーズン最後のインシーズン・テストとなるハンガリー・テスト初日のトップタイムは、スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールが記録した。
2位はマクラーレン・ホンダのストフェル・ヴァンドーン、3位にはメルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのバルテリ・ボッタスが着けた。
トップ周回数はメルセデスで、ジョージ・ラッセルとピレリの2018年タイヤ開発プログラムを担当したボッタスの2人合計で274周を記録した。単独ではウィリアムズ・マルティーニ・レーシングのランス・ストロールが137周をマークした。
ここまでのテストでは不調が続いていたマクラーレンだったが、初日を担当したヴァンドーンは午後にエンジンから液体が漏れ出したことでパワーユニットのチェックに時間を割くことになったものの、午前中に出したトップタイムでメルセデスを抑えて2位に着け、先週末のハンガリーGPに続いて好調ぶりをアピールした。
最終日となる明日は現行マシンを初めて走らせるロバート・クビツァがルノー・スポール・フォーミュラ ワン・チームと参加しする。
また、ホンダとのエンジン供給契約をキャンセルしたザウバー・F1・チームだったが、先週末のF2 ハンガリーで優勝した松下信治を予定通りテストに起用する。マクラーレン・ホンダのテスト兼開発ドライバーの松下がF1のマシンを走らせるのは今回が初めて。
ハンガリー・テスト – 初日 | |||||
順位 | ドライバー | チーム | タイム | 周回数 | |
1位 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1.17.746 | 98 周 | |
2位 | ストフェル・ヴァンドーン | マクラーレン | 1.17.834 | 72 周 | |
3位 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1.18.732 | 155 周 | |
4位 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1.19.231 | 119 周 | |
5位 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1.19.866 | 137 周 | |
6位 | ニキータ・マゼピン | F.インディア | 1.19.910 | 52 周 | |
7位 | ニコラス・ラティフィ | ルノー | 1.20.302 | 53 周 | |
8位 | ショーン・ゲラエル | トロロッソ | 120.341 | 100 周 | |
9位 | ルーカス・アウアー | F.インディア | 1.20.563 | 53 周 | |
10位 | サンティノ・フェルッチ | ハース | 1.21.185 | 101 周 | |
11位 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1.21.228 | 58 周 | |
12位 | グスタフ・マルジャ | ザウバー | 1.21.503 | 108 周 |
※参考タイム:
1:16.276(ハンガリーGP予選Q3でフェッテルが記録した最速タイム)
【STINGER】
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA