ピレリ、イギリスでフェッテルに生じたタイヤの分析結果を発表
原因はスローパンクチャー。ライコネンの方は現在も分析中。
ピレリは先週末のイギリスGPでスクーデリア･フェラーリのセバスチャン･フェッテルのソフト･タイヤ（左フロント･タイヤ）に起きた問題の原因を分析し、最初の原因はスローパンクチャー（タイヤ内の空気がゆっくり抜けていくパンク）だったことを21日（金）に発表した。
イギリスGP決勝残り2周のタイミングでフェッテルは、タイヤに十分空気が入っていないパンクしたタイヤで走行を続けた結果、タイヤが破裂してその状態でピットに戻ることになった。
また、レース中に同じように左フロント･タイヤに問題を抱えたチームメイトのキミ･ライコネンのタイヤに関してピレリは、原因を特定するための物証が少ないため、原因特定にはまだ数日かかるとし、引き続きピレリの研究所で原因究明のための分析が続けられていると説明した。
ライコネンはレース後、「タイヤ内の空気は残っていたけどゴムの部分が剥がれた」と説明している。
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Photo by Ferrari S.p.A
