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ピレリ、イギリスでライコネンに生じたタイヤの問題分析結果を発表

ライコネンのタイヤについて、ピレリは接触によって問題が生じたと説明。

ピレリは26日(水)、前戦イギリスGPでスクーデリア・フェラーリのキミ・ライコネンのソフト・タイヤ(左フロント・タイヤ)に起きた問題を分析し、その結果、原因はタイヤそのものではなく外部からの接触によるものだったことを発表した。

イギリスで同じく左フロントのソフト・タイヤに問題が生じてタイヤがバーストしたチームメイトのセバスチャン・フェッテルのケースとは違い、ライコネンの方はタイヤ内に空気が残っていたものの、走行中にタイヤのトレッド(表面のゴム部分)が剥がれてしまった。

ピレリは分析の結果、タイヤ・ショルダー部分の内側付近にあるベルトのエッジ2ヶ所がタイヤの接触によりダメージを受けていたことを確認、それによって2つの該当部分のベルトがカーカスから部分的に剥離し、2ヶ所のうち1つはトレッドの一部も剥離してしまったと説明した。

該当部分を除いてタイヤのベルトと構造に同じダメージは見られず、タイヤの構造に影響を与えた(使用による)疲労、剥離、裂傷の兆候が確認できなかったため、ピレリはタイヤ自体に問題は発生していなかったとしている。

【STINGER】
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA

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