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ホンダのイギリスGP–by田辺TD

レッドブルの不運なレースに対して、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、角田とガスリーが10-11番手に食らいついた。

2021F1GP第10戦イギリスGPで波瀾を味わったホンダ。厳しい展開の中で、角田裕毅が今季4度目のポイントを獲得した。

土曜日のスプリント予選の結果から、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションからスタート。スプリント予選をリタイアで終えたペレスは、パーツ交換を行なったためピットレーンスタートとなった。

スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、ガスリーが12番グリッド、角田裕毅が16番グリッドが決まった。全ドライバーがスタートタイヤを自由に選択できるが、ペレスがハードタイヤを装着したほかは、全員がミディアムタイヤを選択した。

スタート直後から、フェルスタッペンとハミルトン+メルセデスか激しいバトルを繰り広げ、ターン9のコプスで、オーバーテイクを試みたハミルトンがフェルスタッペンの左リアに接触。フェルスタッペンは弾かれるようにエスケープゾーンを横切ってタイヤ・バリアに衝突、レースは赤旗中断となった。

フェルスタッペンは自力でマシンを降り、救急車に歩いて乗り込むことができたが、さらなる検査を行なうために、地元の病院に搬送された。

このインシデントに対して、スチュワードは、ハミルトンに10秒加算のタイムペナルティーを科した。

マシン回収とバリア修復を行なったため、レース中断は30分以上に及んだが、この間にはタイヤ交換とマシン修復が認められており、全車がスタンディングスタートでの再開に備えた。

残り49周時点からスタンディングスタートで再開されると、19番グリッドのペレスが見事な追い上げで12番手まで浮上。しかし、ここでペースの上がらないオコン+アルピーヌに引っかかっていたガスリーの後方に押さえ込まれる形となり、ペ レスは18周目にピットイン。ミディアムタイヤに交換して2ストップ戦略に切り替えた。

一方、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ勢はピットストップを遅らせる戦略に挑みます。ガスリーはトラックリミット違反の警告を受け、ドライビングを修正しつつ、DRSトレイン状態の中でレースを進め、周囲のマシンがピットストップを終えて単独走行となっていた28周目にハードタイヤに交換。角田はその背後でペースを上げ、全車の中で最も遅い30周目にピットストップを行なった。

トップ10に浮上していたペレスは、38周目に2度目のピットストップ。再度ミディアムタイヤを装着し、オーバーテイクを繰り返し、46周目にパンクを喫したガスリーのピットインで11番手まで浮上。さらにライコネン+アルファロメオをパスしてポイント圏内に入ったが、チームはここでチャンピオンシップを考えて戦略を切り替えた。

ハミルトンがレースのリードを奪い、ファステストラップも記録したため、ペレスはソフトタイヤに交換してファステストラップを奪回。ペレスは16位でフィニッシュしたため、トップ10以上に限定されるファステストラップポイントの獲得はならなかったが、タイトル争いのライバルであるハミルトンの1ポイント追加を阻止した。

16番グリッドからスタートした角田はペースを維持しながら順位を上げて10位入賞。これが自身4度目、2戦ぶりのポイント獲得となった。

ガスリーは2度目のピットインの後に、ラッセル+ウィリアムズを抜いて角田に続 く11位でフィニッシュした。

次戦はサマーブレイク前最後のレースとなる第11戦ハンガリーGP。8月1日(日)にオンガロリンクで決勝が行われる。

ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカルディレクター

「イギリスGP決勝は、我々にとって非常に厳しい結果になりました。
ポールポジション・スタートのフェルスタッペンは、いいスタートを決めたものの、オープニングラップでハミルトン選手に接触されてコントロールを失い、タイヤバリアに突っ込みレースを終えたのは非常に残念でしたが、激しいクラッシュにもかかわらず、大きなケガなどがなさそうなことは幸いでした」

「土曜日のスプリント予選でリタイアしてピットレーンからスタートしたチームメートのペレスは、オーバーテイクが困難なレースでトラフィックの状況などで難しい展開となりました。一時は10番手までポジションを上げましたが 、最終的にはノーポイントと、こちらも残念な結果になりました」

「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、週末を通してペースが上がらず苦しい戦いでしたが、粘り強く走った角田選手が10位入賞と、貴重なポイントを獲得できたことはよかったと思っています」

「レース結果は非常に厳しいものですが、これがチャンピオンシップを戦っていく厳しさだとも感じています。気持ちを入れ替えて、次戦ハンガリーGPに向けて準備を進めます。このあともタフな戦いが続くと思いますが、強力なライバルを相手にいいレースができるよう、最善を尽くしていきたいと思います」

【STINGER】
photo by Honda

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1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
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1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

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