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ホンダのフランスGP初日by田辺TD

初日トップのフェルタッペン+レッドブル・ホンダ。

18日に、2年ぶりのポールリカール・サーキットで、2021F1第7戦フランスGPのフリー走行1-2が行なわれ、拮抗した闘いの中で、マックス・フェルタッペン+レッドブル・ホンダがFP2のトップタイムを記録した。2位のバルテリ・ボッタス+メルセデスとの差は、0.008秒という僅差。各マシンのタイムは非常に拮抗し、激しい戦いを予感させている。

今回から、レッドブル・ホンダ2台とスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーのマシンに2基目のPUが投入された。角田裕毅は、第2戦のクラッシュ時に2基目を投入しているため、そのPUを継続して使用している。

透き通った青空が見下ろす快晴で気温が高い南仏らしい天候でスタートしたFP1は、序盤からコースオフするマシンが続出。角田も、アタックラップに向かう直前の最終コーナーで、タイヤが冷えていたためにスピンを喫したが、マシンにダメージはなく、すぐにプラン通りの走行を行なうことができた。

FP1では、フェルスタッペンとペレスが、メルセデス2台に続く3-4番手、ガスリーが8番手につけ、約0.1秒差の10番手に角田が入り、Honda勢4台が全車トップ10入り。FP2では、フェルスタッペンがコーナー出口の縁石でパーツを破損する場面があったが、リズムを崩すことなくトップタイムをマーク。ペレスはソフトタイヤを履いたアタックラップで、スロー走行のマシンに引っかかって12番手となった。

6~8番手がわずか0.013秒差に詰め込まれ、ガスリーが7番手、角田は13番手だったものの、6番手とのタイム差は約0.25秒。土曜日の予選が僅差の戦いとなること必至。ホンダは、パワーユニットが最大限のパフォーマン スを発揮できるように、データ分析を準備をしている。

ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカルディレクター
「5月のスペインGP以来のパーマネントサーキット、ポールリカールでのフランスGP初日が終了しました。今日は快晴となり、外気温、路面温度ともに比較的高い状況下でセッションが行われました」

「今回のレースでは、レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、ペレスとスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリーのマシンに新たなPUを投入。両チームとも大きな問題はなく、基本的なプログラムを消化して新PUの機能確認を含めて多くのデータ収集ができました」

「今回もライバルとは非常に僅差となりそうです。ほんの小さなパフォーマンスの差が結果に大きく影響しますので、チームと一緒に細部に至るまでデータを確認し、最適化を進めていきます」

【STINGER】
photo by Honda

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