ルイス・ハミルトン、完璧なウェットドライブで新記録樹立!!–2017F1GP第13戦イタリアGP予選
高速モンツァの土曜日は、午前中のフリー走行から雨に祟られ、待ち時間が連発する1日となった。
フリー走行は、1時間の予定が最後の16分だけ。それもウェットコンディションで7台しか計測できない状況から午後の予選も雨が弱まらず、Q1は1時間を越える待機の後に、セッション開始から2時間以上を経過したところで、雨足が弱まってセッションがやっと再開し、都合3時間40分に及ぶ予選になった。
雨が降っても強かったのはメルセデス。ハミルトンが、完璧なウェット・コントロールを見せ、ついにミハエル・シューマッハのポールポジション記録を69回に書き換えた。モンツァで6回目のポールポジションとなった。
不安定なウェットコンディションの中で、若いランス・ストロール(ウィリアムズ)とエスティバン・オコン(フォース・インディア)の4番手5番手に食い込む活躍も目を引いた。2番手、3番手に着けたレッドブル勢はペナルティのためグリッド降格のため、ストロールが2番手、オコンが3番手からのスタートになる。
マクラーレン・ホンダは、大幅グリッド降格が決まっているフェルナンド・アロンソがQ2で敗退したが、ヴァンドーン+マクラーレン・ホンダがQ2を9番手で通過。雨でパワー差が少なくなるとは言え、高速モンツァで見事なQ3進出を果たし、10番グリッドを得た。
◆2017F1GP第13戦イタリアGP予選
1. ハミルトン+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル
3. リカルド+レッドブル
4. ストロール+ウィリアムズ
5. オコン+フォースインディア
6. ボッタス+メルセデス
7. ライコネン+フェラーリ
8. フェッテル+フェラーリ
9. マッサ+ウィリアムズ
10. ヴァンドーン+マクラーレン・ホンダ
11. ペレス+フォースインディア
12. フルケンベルグ+ルノー
13. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
14. クビアト+トロロッソ
15. サインツ+トロロッソ
16. マグヌッセン+ハース
17. パーマー+ルノー
18. エリクソン+ザウバー
19. ウェーレイン+ザウバー
20. グロジャン+ハース
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Photo by Red Bull Racing / Getty Images/Red Bull Content Pool