F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集 F1 STINGER 【スティンガー】 > F1ニュース >   レッドブル25回目の1-2–ルクレールPP活かせず

F1ニュース F1の動向が一目でわかる新着ニュースや最新トピックを随時更新。

レッドブル25回目の1-2–ルクレールPP活かせず

25回目の1-2フィニッシュを喜ぶレッドブルの面々。中央の白いシャツは80歳のヘルムート・マルコは、誕生日の週末に大きなプレゼントを手にした。

2023F1GP第4戦アゼルバイジャンGPは、バクー市街地サーキットで4月30日に決勝レースを行ない、レッドブルのセルジオ・ペレスが、スタートダッシュでルクレール+フェラーリをパスすると、ぐいぐいと差を広げて優勝した。

ペレスは、これまで5回の表彰台を経験しているが、その5回は、バクー2度、モナコ・モンテカルロ、シンガポール特設コース、ジェッダ・コーニッシュ・サーキットだが、すべてガードレールやバリアに囲まれた公道コース。なかでも、超高速で展開するリスキーなバクーの2勝目は唯一の存在であり、F1ドライバーとして必須の“デタミネーション”(凛々の勇気と揺るぎない決断力)の持ち主であることを証明した。

また、レッドブルの1-2フィニッシュは25回目。今回は、チーム・総裁のヘルムート・マルコの80歳の週末だったというオマケ付きだった。

ただし、ペレス+レッドブルの完璧なレースも、実は終盤はタイヤのでグラデーションで薄氷の状況だったが、ペレスは見事に51周をコントロールしてトップでチェッカードフラッグをくぐり抜けた。

レッドブルとフェラーリがトップ4を占めてレースは進んだが、今シーズンの4戦すべてで表彰台に登っているアロンソ+アストンマーチンが4番手。3位のフェルスタッペン+レッドブルを追い回したが届かず。1秒以内の僅差で4戦連続の3位入賞を逃した。

一方、復調の流れにはあるものの、ハミルトン+メルセデスが7位と、ディフェンディング・チャンピオンとしては満足できない結果だったが、8位に続いたチームメイトのジョージ・ラッセルが、最終ラップでファステストラップを記録した。

また、角田裕毅+アルファタウリは、10位でゴール。チームメイトのデ・ブリースは、F1キャリアの最初のリタイアを喫した。

ラッセル+メルセデスが、最終ラップにファステトスラップを記録した。

2023F1GP第4戦アゼクバイジャンGP結果(51周)

4戦終了時点のコンストラクターズポイント。レッドブルか大きくリードしている。


1.ペレス+レッドブル 1時間32分42秒436
2.フェルスタッペン+レッドブル +2.137秒
3.ルクレール+フェラーリ +21秒217秒
4.アロンソ+アストンマーチン +22.024秒
5.サインツ+フェラーリ +45.491秒 10
6.ハミルトン+メルセデス +46.145秒
7.ストロール+アストンマーチン +51.617秒
8.ラッセル+メルセデス +74.240秒
9.ノリス+マクラーレン +80.376秒
10.角田裕毅+アルファタウリ +83.862秒
11.ピアストリ+マクラーレン +86.501秒
12.アルボン+ウィリアムズ +88.623秒
13.マグヌッセン+ハース +89.729秒
14.ガスリー+アルピーヌ +91.332秒
15.オコン+アルピーヌ +97.794秒
16.サージェント+ウィリアムズ +100.943秒
17.フルケンブルグ+ハース 1周遅れ
18.ボッタス+アルファロメオ 1周遅れ
周冠宇 36周リタイア
デ・ブリース+アルファタウリ 21周リタイア

[STINGER]山口正己
Photo by Formulaone

記事が役に立ったなと思ったらシェアを!

F1 最新レースデータ

F1 ポイント・ランキング

F1ドライバーズ・ポイント
1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
F1 コンストラクターズ・ポイント
1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

PARTNER
[協賛・協力企業]

  • CLOVER