鉄壁ハミルトンと、リカルドの鬼神の追い上げ–2017F1GP第13戦イタリアGP決勝
ハミルトン+メルセデスが完璧なレースを見せた。69回目のF1最多、モンツァ6度目のポールポジションからスタートし、首位を譲ることなく53周の高速レースを走りきった。
2位にボッタス+メルセデスを挟んで3位にはセバスチャン・フェッテルのフェラーリが入ったが、終盤、グリッドダウンで16番手から追い上げたダニエル・リカルドのレッドブルに迫られ、ギリギリで逃げきる展開だった。
オコン+フォースインディアとストロール+ウィリアムズの“若手”が6位と7位でゴール。マクラーレン・ホンダは、グリッドダウン覚悟でスタート前にパワーユニット交換で挑んだヴァンドーン+マクラーレン・ホンダが、序盤は入賞圏内にいたが、「ノーパワー」を訴えてリタイア、フェルナンド・アロンソも、終盤にピットに戻ってマシンを降りた。
次のレースは2週間後のシンガポール。日本GPまで1カ月と1週間に迫った。
◆2017F1GP第13戦イタリアGP結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. ボッタス+メルセデス
3. フェッテル+フェラーリ
4. リカルド+レッドブル
5. ライコネン+フェラーリ
6. オコン+フォースインディア
7. ストロール+ウィリアムズ
8. マッサ+ウィリアムズ
9. ペレス+フォースインディア
10. フェルスタッペン+レッドブル
11. マグヌッセン+ハース
12. クビアト+トロロッソ
13. フルケンベルグ+ルノー
14. サインツ+トロロッソ
15. グロジャン+ハース
16. ウェーレイン+ザウバー
17. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
18. エリクソン+ザウバー
—-以下、リタイア
ヴァンドーン+マクラーレン・ホンダ
パーマー+ルノー
[STINGER]
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team