長谷川F1総責任者のコメントに感じる「自信」
ホンダは、スペック3と呼ばれるパワーユニットを、前戦のバクーに投入した。結果、フェルナンド・アロンソがシーズン初入賞を記録した。もちろん、9位は満足できる場所ではないが、2週間後のオーストリアGP初日を終えて届いたリリースの長谷川祐介F1プロジェクト総責任者のコメントには、スペック3のポテンシャルを確認できて安心と、自信が見えていた。
「フリー走行1と2で二人のドライバーとも問題なくこなせたことで、アップデイトの効果に満足している。今日の結果だけでポテンシャルを判断できないが、ポイントは取りたいと思う。気温の高さと不安定な天候が気になるが、集中して開発を進めたことが二人のドライバーに競争力あるクルマを与えることができ、明日は二人ともQ3に進出してほしい」
予選は、マクラーレン・ホンダに注目だ。
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photo by HONDA