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アロンソのWECチャレンジ–カウントダウン企画 2018F1GP開幕まであと53日

前代未聞のハードスケジュールが待っている?

新シーズンに向けて鼓動が高まる!!

54日からつづく)

フェルナンド・アロンソがトヨタと契約し、“F1と重ならないWEC戦に参戦する”と発表された。そのまま解釈すると、具体的には、以下のWECをアロンソは走ることになる。

アロンソは、一貴とともにゼッケン8のステアリングを握る。

 5月04-05日 Rd.1スパ-フランコルシャン6時間
 6月16-17日 Rd.2ルマン24時間
 8月18-19日 Rd.3シルバーストン6時間
11月17-18日 Rd.5上海6時間
 3月16-17日 Rd.6セブリング12時間
※5月 3- 4日 Rd.7スパ-フランコルシャン6時間
※6月15-16日 Rd,8ルマン24時間 
(※はF1GPのカレンダーが決まっていない2019年)

残念なのは富士スピードウェイで行なわれる10月20-21日の日本戦は、アメリカGPと重なって不参加だが、それ以外にも心配がある。

今シーズンのWECは、“2018-2019”となり、変則的に来年のルマンまでまたがってスケジューリングされている。つまり、“今シーズン”にはルマン24時間が2戦含まれることになる。アロンソの契約が2019年まで含まれているかどうかは置いておくとして、いずれにしてもF1とWECのダブルヘッダーは、フェルナンド・アロンソにとって凄まじい重労働になるはずだ。

特に今シーズンのF1は開催数が21戦で、フランス-オーストリア-イギリスの史上初の3連戦が存在する。ここにWECが加わると、アロンソは、6月10日のカナダGPから、ルマンを挟んで7月8日のイギリスGPまで5週連続世界選手権参戦という凄まじいことになる。カナダが含まれるので、時差も厳しくなる。

アロンソ大丈夫か。ルマンは24時間で終わるけれど、5週連続のチャレンジは、前人未到の大耐久チャレンジになる。

(52につづく)

[STINGER]山口正己
Photo by GAZOO RACING

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