アウディ1-2-3-4!!

ルマン24時間レースの前哨戦として注目のWEC(世界耐久選手権)第2戦スパ6時間耐久レースが、5月5日土曜日に、ベルギーGPでお馴染みのスパ-フラコルシャン・サーキットで行なわれた。
レースは、予選から力の違いを見せつけたアウディの圧倒的リードで展開し、ロメイン・デュマ/ロイック・デュバル/マルク・ジェネのトリオが優勝、4位までをアウディR18が独占した。
また、2位と4位のアウディはハイブリッドマシンであり、WECの歴史上で、ハイブリッドマシン初の表彰台を記録した。
このレースでデビューするはずだったトヨタTES030ハイブリッドは、テストでのアクシデントでモノコックを破損し、準備が間に合わないことから参戦を断念している。
また、日本から参加した童夢は、S102.5をルマンの英雄アンリ・ペスカロロのチームにゆだね序盤を4台のアウディに次ぐ好位置につけていたが、レース半ばで電機系統のトラブルなどに見舞われ、総合16位、クラス10位でレースを終えた。
総本山のルマン24時間は、6月16日にスタートするが、今回のデビューを見送ったトヨタのハイブリッドカーも参戦する。
また、10月14日には、富士スピードウェイに7戦中の第6戦としてWEC-JAPAN6時間が予定されている。




