クビアト、エンジン交換で10グリッド降格
最初にこのペナルティを受けることになったクビアト。
スクーデリア・トロロッソのダニール・クビアトは、5日(金)にエンジンを交換したことで、明日のイタリアGP決勝で10グリッド降格ペナルティを受けることになった。今年から年間通して使用できるエンジンは5基までで、金曜日に交換したエンジンは6基目のエンジンだった。クビアトは、今年このペナルティを受けた最初のドライバーとなった。
6回目の交換よってペナルティの対象となるのはエンジン本体だけでなく、パワーユニットを構成する、エンジン、MGU-K(運動エネルギー回生装置)、MGU-H(熱エネルギー回生装置)、エナジーストア(バッテリー)、ターボ・チャージャー、コントロール・エレクトロニクスが含まれてる。
このペナルティは必ず10グリッド分降格しなければならないため、今回の予選で13〜22位だった場合、残りのグリッド降格は次戦のシンガポールGPに持ち越される。たとえば予選で13位だった場合、グリッドは22番となり、イタリアGPでは1つ分グリッド降格できないため、次戦で1グリッド降格しなければならない。
クビアトは本日の予選で11位だったため、グリッドは21番(暫定)となり、今回のペナルティによってシンガポールGPに持ち越されるグリッド降格ペナルティはない。
Photo by SCUDERIA Toro Rosso / Getty Images