ヴェルニュもエンジン交換で10グリッド降格
チームメイトに続いてヴェルニュも6基目のエンジンに交換。
スクーデリア・トロロッソのジャン-エリック・ヴェルニュは、日本GP予選がおこなわれた4日(土)にエンジンを交換したことで、明日の日本GP決勝で10グリッド降格してスタートすることになった。
今年から、ドライバーひとりあたりが年間通して使用できるエンジンは5基までとなり、本日交換したエンジンは6基目のエンジンだったためにペナルティを受けることになった。これで今シーズンでこのペナルティを受けたのは、チームメイトのダニール・クビアト、ロータス・F1・チームのパストール・マルドナドに続いて3人目。現在、このペナルティーを受けているのは、いずれも難しい状態が続くルノーエンジンとなっている。
6回目の交換よってペナルティの対象となるのはエンジン本体だけでなく、パワーユニットを構成する、エンジン、MGU-K(運動エネルギー回生装置)、MGU-H(熱エネルギー回生装置)、エナジーストア(バッテリー)、ターボ・チャージャー、コントロール・エレクトロニクスが含まれてる。
このペナルティは必ず10グリッド分降格しなければならないため、予選で13〜22位だった場合、残りのグリッド降格は次戦のグランプリに持ち越される。たとえば予選で13位だった場合、グリッドは22番となり、日本GPでは1つ分グリッド降格できないため、次戦で1グリッド降格しなければならない。
予選11位のヴェルニュは20番グリッドからのスタートとなり、次戦ロシアGPへのペナルティ持越しはないが、同じペナルティで17位から22番グリッドへ降格したマルドナドは、ペナルティを5グリッド分消化し切れていないため、その分をロシアGPに持ち越すことになる。
Photo by SCUDERIA Toro Rosso / Getty Images