フェッテル、新エンジン投入で10グリッド降格ペナルティ
グリッド降格ペナルティにも動じないフェッテル。
今週末のアメリカGPでパワーアップした5基目のエンジンを投入するスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・フェッテルは、アメリカで10グリッド降格ペナルティを受けることになった。
今年はドライバーあたりが1年間に使用できるパワーユニット(エンジン)が4基までと決まっているため、5基目の投入により、フェッテルは10グリッド降格ペナルティを受ける。
「そう、今回のイベントで新しいエンジンを投入するから、僕は10グリッド降格ペナルティを受けるよ。ただ、これはずっと計画してきたことだから。(5基目のエンジンを投入することは)秘密でもないし、僕らにとって驚くようなことじゃない。シーズンのどの場面でも一番強力なエンジンを投入する計画だからね」。
こう話すフェッテルは、ランキング首位のメルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのルイス・ハミルトンからタイトルを奪う可能性がまだ残されているが、もし今週末ハミルトンが優勝した場合、タイトル争いを続けるには最低でも2位に着かなければならない。
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Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA