バルセロナ・テスト1、2日目のトップはリカルド

プレシーズン・テストの折り返し地点で、カラーリングに負けない印象的なパフォーマンスを示したレッドブル。
19日(木)〜22日(日)の4日間、スペイン-バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットでおこなわれている今年2回目のプレシーズン・テストとなるバルセロナ・テスト1の2日目のトップタイムは、インフィニティ・レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドの「RB11」が記録した。
2位は、昨日に引き続きスクーデリア・フェラーリのキミ・ライコネンが駆る「SF15-T」で、3番手にはウィリアムズ・マルティーニ・レーシングのフェリペ・マッサの「FW37」が記録した。
トップ周回数はメルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームで、ニコ・ロズベルグと、体調が回復したルイス・ハミルトンの二人で合計156周と、ヘレスの調子を取り戻した。
本日のトップタイムを記録したリカルドも143周をこなし、ルノーのパワーユニットの信頼性が高まったことを証明した。
元々、メルセデスの2日目はロズベルグ1人が担当する予定だったが、初日に発熱でテストを中断したハミルトンも午後から急遽テストに参加することになった。
注目のマクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソが2日目を担当した。初日にMGU-K(運動エネルギー回生装置)のシーリングに不具合が発生し、アップデートされたパーツが到着するのは3日目だが、ここまで6日間のプレシーズン・テストで初めて1日の周回数が50周を超え、59周を記録した。
また、明日の3日目には、スペインサッカーのチーム、FCバルセロナに所属するネイマールがスペシャル・ゲストとして招待されている。ネイマールは2日目の時点で同郷のブラジル出身のフェリペ・マッサに会いに、ウィリアムズのガレージを訪問している。
■バルセロナ・テスト1 – 2日目 結果
1. ダニエル・リカルド / レッドブル / 1:24.574 / 143周
2. キミ・ライコネン / フェラーリ / 1:24.584 / 90周
3. フェリペ・マッサ / ウィリアムズ / 1:24.672 / 88周
4. セルジオ・ペレス / F.インディア / 1:24.702 / 121周
5. ルイス・ハミルトン / メルセデス / 1:24.923 / 89周
6. ニコ・ロズベルグ / メルセデス / 1:25.556 / 66周
7. フェルナンド・アロンソ / マクラーレン / 1:25.961 / 59周
8. ジョリオン・パーマー / ロータス / 1:26.280 / 77周
9. マーカス・エリクソン / ザウバー / 1:27.334 / 133周
10.カルロス・サインツ / トロロッソ / 1:28.945 / 100周
※参考タイム:
1:25.011(バルセロナ・テスト1の初日にマルドナドが記録した最速タイム)
1:24.871(昨年5月のバルセロナ・テストでマルドナドが記録した最速タイム)
1:25.232(同所で昨年開催されたスペインGP予選でハミルトンが記録した最速タイム)
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