バルセロナ・テスト1、2日目のトップもフェッテル
ウルトラソフト・タイヤが初登場。驚異的な速さを記録した。
22日(月)〜25日(木)の4日間、スペイン-バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットでおこなわれている今年最初のプレシーズン・テストとなるバルセロナ・テスト1、2日目のトップタイムは、初日に続いてスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・フェッテルが記録した。
フェッテルは今年から投入されるウルトラソフト・タイヤを使用し、昨年、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのニコ・ロズベルグがスペインGP予選Q3で記録したタイムよりも1.5秒以上早いタイムを記録した。
2位は、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルド、3番手はサハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チームのセルジオ・ペレスと、トップ3はすべて違うパワーユニットを使用するマシンがランクインした。
周回数は高い信頼性を誇るメルセデスの「F1W07」を駆るロズベルグが172周を走破。2番手で同じメルセデスのパワーユニットを使用するウィリアムズよりも38周も多い周回数を記録し、3番手にはフェラーリのフェッテルが着けた。
注目のマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが新車を初めてテストし、119周を記録した。
■バルセロナ・テスト1 – 2日目 結果
1. フェラーリ / セバスチャン・フェッテル / 1:22.810 / 126周
2. レッドブル / ダニエル・リカルド / 1:23.525 / 112周
3. F.インディア / セルジオ・ペレス / 1:23.650 / 101周
4. メルセデス / ニコ・ロズベルグ / 1:24.867 / 172周
5. ザウバー※1 / マーカス・エリクソン / 1:25.237 / 108周
6. ハース / エステバン・グティエレス / 1:25.524 / 79周
7. ウィリアムズ / バルテリ・ボッタス / 1:25.648 / 134周
8. マノー / パスカル・ウェーレイン / 1:25.925 / 71周
9. マクラーレン / フェルナンド・アロンソ / 1:26.082 / 118周
10.ルノー / ジョリオン・パーマー / 1:26.189 / 42周
11.トロロッソ / フェルスタッペン / 1:26.539 / 121周
*参考タイム:
1:24.681(2015年スペインGP予選Q3でロズベルグが記録した最速タイム)
※ザウバーのみ昨年型マシンで参加。
【STINGER】
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA