バルセロナ・テスト1、2日目のトップタイムはライコネン
1分20秒台までタイムを縮めたライコネン。
27日(月)〜3月2日(木)の4日間、スペイン-バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットでおこなわれれているバルセロナ・テスト1の2日目のトップタイムはスクーデリア・フェラーリのライコネンが駆る「SF70H」が記録した。
2位はメルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのルイス・ハミルトン、3位はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが続いた。
トップ周回数を記録したのは初日に続いて今回のテストでも高い信頼性を発揮しているメルセデスで、ハミルトンとバルテリ・ボッタスで合計初日を上回る168周をマークした。
マクラーレン・ホンダの2日目を担当したストフェル・ヴァンドーンの駆る「MCL32」は、初日にオイルシステムの問題があったオイルタンクを修正したものの、2日目もパワーユニットにトラブルが発生したため、午後はパワーユニットを交換して合計40周を記録した。
ウィリアムズ・マルティーニ・レーシングのルーキー、ランス・ストロールは午前中の6周目にグリップの低い状況でスピンを喫し、そのダメージでマシンを修理しなくてはならなくなり、3日目に備えてテストを早々に切り上げた。
今回のテストは今シーズンの新車をテストできる初めてのプレシーズン・テストで、10チームすべてが最初から新車を持ち込んでテストに参加している。
バルセロナ・テスト1 – 2日目 | ||||
順位 | ドライバー | チーム | タイム | 周回数 |
1位 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1.20.960 | 108 周 |
2位 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:20.983 | 66 周 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1:22.200 | 89 周 |
4位 | ケヴィン・マグヌッセン | ハース | 1:22.204 | 118 周 |
5位 | エステバン・オコン | F.インディア | 1:22.509 | 86 周 |
6位 | ダニール・クビアト | トロロッソ | 1:22.956 | 68 周 |
7位 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1:22.986 | 102 周 |
8位 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1:24.139 | 53 周 |
9位 | アントニオ・ジョビナッツィ | ザウバー | 1:24.617 | 67 周 |
10位 | ストフェル・ヴァンドーン | マクラーレン | 1:25.600 | 40 周 |
11位 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1.26.040 | 12 周 |
※参考タイム:
1:21.765(バルセロナ・テスト1の初日にハミルトンが記録した最速タイム)
1:22.810(昨年のバルセロナ・テスト1でフェッテルが記録した最速タイム)
1:22.765(昨年のバルセロナ・テスト2でライコネンが記録した最速タイム)
1:22.000(昨年のスペインGP予選Q3でハミルトンが記録した最速タイム)
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【STINGER】
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA