インディカー第16戦、ディクソンPP、琢磨は悔しい10番手!!
アタックラップを赤旗に阻まれ、10番グリッドからのスタートとなった琢磨。写真は1週間前のソノマの時のもの。
8月31日(土)、19戦で行なわれる2013インディカーシリーズの第16戦グランプリ・オブ・ボルチモアが、アメリカ東部メリーランド州ボルチモアの市街地特設コースで予選を行ない、スコット・ディクソンが、ウィル・パワーとのタイム合戦を制して、今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。
全長2.04マイルのストリートコースで、昨年、雨の中でトップ争いを展開したものの、マシントラブルで惜しいレースを取り逃がした佐藤琢磨は、金曜日のプラクティスで8番手につける好調な滑りだし。しかし、土曜日にブレーキトラブルでセッティングを進める時間を奪われながら、予選の第一ステージで3番手と上位を期待させた。
しかし、ポールを争うトップ6に残るべく最後のアタックラップに入った第二ステージ、他車のアクシデントによる赤旗でアタックを停められ、10番手グリッドからのスタートとなった。
ポールポジションのスコット・ディクソンは、「ファイナルステージでいくつかミスがありながら、ポールポジションを取れた」と前置きして、「最前列からのスタートは、ボルチモアに限らず有利だ。今日までと同様、ドライコンディションでクリーンなレースで戦われることを期待しているが、バトルがし烈になることは間違いない」と続けた。
佐藤琢磨は、「朝のプラクティスのトラブルの苦しい状況から、チームが見事なリカバリーをみせてくれた。予選の第1ステージで、マシンがとてもいいセッティングに仕上がっていることが分かった。悔しいのは、予選の第2ステージでは赤旗にチャンスを摘まれてしまったこと。それでも、予選10番手は悪くない結果。明日のファイナルプラクティスでさらにマシンを進歩させ、いいレースを戦いたいと考えています」と前向きのコメントを届けた。
インディカー第16戦ボルチモアの模様は、9月2日朝3時から6時半に、GAORAで実況生中継される。
photo by HONDA
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