来年からピレリのタイヤは3色に変更
ピレリは20日(土)、来年からF1で使用するスリックタイヤ(ドライ・タイヤ)のカラーリングが3色のみに変更になることを発表した。これはタイヤの識別をより分かりやすくすることを狙ったもの。
今年は全7色(ウェットとインターミディエイトを含めると9色)のタイヤが採用されたが、来年からはスリックがホワイト(ハード)、イエロー(ミディアム)、レッド(ソフト)に加え、雨用のウェットのブルーとインターミディエイトのグリーンのみになる。
ただし、スリックのカラーリングが3色になるものの、タイヤの硬さが3つだけになるわけではない。来年もそれぞれのトラックの特性に合わせた3つのコンパウンドが採用される点は今年と変わらず、例えば同じレッド(ソフト)でもモナコはシルバーストンや鈴鹿に投入されるものは仕様が大きく異なる。
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Photo by Pirelli & C. S.p.A. – Pirelli Tyre S.p.A