トロロッソ、チームを離れるハートレイに感謝
レッドブル・トロロッソ・ホンダは29日(木)、ブレンドン・ハートレイが今シーズン限りでチームを離れることを発表した。
ハートレイは2017年のアメリカGPでチームに加わるとともにF1デビューを飾り、今年はホンダのパワーユニット開発のためにWEC(世界耐久選手権)で培った豊富な経験を活かし、チームに価値あるフィードバックをもたらした。
チームを離れるハートレイにフランツ・トスト代表は次のように感謝の言葉を送った。
「我々はブレンドンの大きな貢献に感謝したい。スポーツカー(WEC)からF1への転向は、特に短い準備期間となるとラクな仕事ではない。2017年の最後の4戦で彼が示した一貫性が彼に2018年のシートを与えることになった。最終的に2019年は一緒に仕事をすることができなくなってしまったが、彼はそれでもチームのかなめとなる仕事をこなし、ホンダのパワートレーン開発を助けてくれた。我々は彼のこれからの成功を願っている」。
来年のトロロッソのレギュラー・ドライバーはチームに復帰するダニール・クビアトと、先日発表されたアレクサンダー・アルボン(イギリス出身、タイ人/22歳)が務める。
ハートレイとともに今年までドライバーを務めたピエール・ガスリーは、来年からホンダ製パワーユニットを使用するアストンマーティン・レッドブル・レーシングにレギュラー・ドライバーとして移籍する。
なお、今回の発表ではハートレイの今後については明らかになっていない。
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Photo by Getty Images / Red Bull Content Pool