フェッテル「難しい判断だった」 — 【アゼルバイジャンGP(土) コメント】
スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ【アゼルバイジャンGP フリー走行3 、予選 / コメント】
◆セバスチャン・フェッテル
フリー走行3=2位 / 予選=3位
「最終的に難しい判断だったと思う。路面温度が下がったときにマシンのバランスが変わっちゃったし、1ラップでタイヤを機能させる場合、特にラップの最初にこういうロング・ストレートがあるとラクじゃない。(セッションの)終わりが近づいてみんな最後のラップに出て行ってトゥ(スリップ・ストリーム)を利用してるとき、ある時点で(ピットに)指示をもらわないといけなくなった。”僕が優先するべきはタイヤ、それともトゥ?”ってね。アウト・ラップ(ピットから出て行くときのラップ)を妥協しないといけなくなるからそれをやる余裕がないと思ってたし、クリーンなラップを走りたかったんだ」。
「Q3の最初の走行はよかったけど、2回目の走行はトゥを使わせてくれる人が誰もいなかったからとにかく自分のラップに集中して対処することにしたけど、大きくロスした。だいたいその前のラップより0.4秒ぐらいね。ただ、このトラックだとそういうことが起きる。トリッキーなセッションだったよ。シャルル(・ルクレール)がバリアに突っ込んだのを見て、彼の予選は終わったことがわかった。僕らのマシンを1台失ったのは残念だったよ」。
「結局、僕らはひとつのチームだし、どっち側のガレージでも関係なく誰もがものすごくハードに取り組んでくれてる。とにかく、明日は新しいページとしてむかえるしかないし、それにどんな可能性もある長いレースだから。チームとしてリカバー可能だし、ライバルたちにプレッシャーをかけてやりたいね。マシンは全体的に強力だと思ってるし、レースをハードに闘って楽しみたい」。
【翻訳:STINGER】
写真素材:Ferrari S.p.A