ボッタス「ニキのために勝ちたかった」 — 【モナコGP(日) コメント】
メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ【モナコGP 決勝 / コメント】
◆バルテリ・ボッタス
グリッド=2番 / 決勝=3位
「僕のレースはピットで決まったよ。セーフティ・カー中にダブルピットストップしたんだけど、ルイス(・ハミルトン)が先で、それから僕だった。(セバスチャン・)フェッテルと(マックス・)フェルスタッペンも同時に入って来てて、僕がピットを離れたときにマックスも同時にピットから出てきて僕とサイドbyサイドになった。彼と接触して、行き場がなかったから僕は壁にヒットして、右フロントがパンクしちゃったんだ。それで次のラップでまたピットに入らないといけなかった」。
「そのあとは最後尾まで落ちたと思ったけど、いくつかポジションを落としただけだったから、ツイてないと思ったけど同時にラッキーでもあったね。予選より低い位置でレースをフィニッシュするときはいつだってガッカリするものだけど、週末通してぺースはすごくよかったし、僕とチームにとって貴重なポイントをゲットできたからね」。
「今朝、最初に考えたことのひとつは、ニキ(・ラウダ※)のためにいい走りをしたいってことで、彼のために勝ちたかったんだ。最終的に僕はできなかったけど、ルイス(・ハミルトン)がやってくれたから、ニキは今、誇らしく思ってくれてるんじゃないかな」。
※ニキ・ラウダ
先週亡くなったチームの非常勤会長で3度のF1ワールドチャンピオン。
【翻訳:STINGER】
写真素材: Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.