フェルスタッペン「クレイジーだけどアメージングな日曜日」 — 【ドイツGP(日) コメント】
アストンマーティン・レッドブル・レーシング【ドイツGP 決勝 / コメント】
◆マックス・フェルスタッペン
グリッド=2番 / 決勝=1位
「こういうレースをトップでフィニッシュできるなんてアメージングだし、今年、チームがホンダと組んで2回目の優勝だから最高だね」。
「スタートで何が起きたのかわからないけど、グリッドの右側のマシンはみんなグリップしなくて蹴り出しが上手く行ってないみたいだった。僕はクラッチを踏んだときに特にお粗末なスタートになっちゃったけど、落ち着き続けてメルセデスのマシンを近くで追い続けた。気流の乱れ、それから路面が乾くとタイヤのデグラデーション(性能劣化)が始まって、パスするのが難しかった。そこからの方向性はずっと正しかったよ。最初のスリック(ドライタイヤ)はたぶんちょっと硬すぎだったろうし、360°ターンしちゃったり何度か危うい場面もあったけど、運よくそのまま続けられたんだ」。
「またインターミディエイト(ドライとレインの中間のタイヤ)に履きなおしてリードしてからはレースをコントロールできたし、マシンのぺースをしっかり引き出せた。前に出さえすればリスクも減らせるし、すべてがちょっとナイスに感じられる。コンディションはすごくトリッキーだったし、とにかくサバイバルなレースだった。チームの指示はすべて正解だったよ。彼らは正しい情報を知らせてくれたし、ほかの全チームとセクタータイムに目を光らせてくれてた。彼らはすべてを掌握して、みんながしっかり団結して仕事に取り組んでくれた」。
「僕にとっては最大級に難しいレースだったし、トップに立てて素晴らしいね。ウェットでのドライブをエンジョイできたのは確かだけど、そのためにはいいマシンが必要だからね。自分の力でもう少しぺースを引き出すことはできるものだけど、今日はその2つがよかったし、この結果に満足してる」。
「(母国オランダのナショナルカラーの)オレンジに染まったファンたちも最高で、特に僕がリードしたときの光景はアメージングだった。チーム全体にすごく感謝してるし、クレイジーだったけどアメージングな日曜日だったよ」。
【翻訳:STINGER】
写真素材: Getty Images / Red Bull Content Pool