アルボン「そこまでプレッシャーは感じてなかった」 — 【ベルギーGP(日) コメント】
アストンマーティン・レッドブル・レーシング【ベルギーGP 決勝 / コメント】
◆アレクサンダー・アルボン
グリッド=17番 / 決勝=5位
「すごくうれしいよ。5位はアメージングな結果だし、僕らは(シーズン後半の)素晴らしいスタートを切ることができた。楽しいバトルもあったし、このレースをすごくエンジョイできたよ」。
「今週末はすごくナーバスな状態でスタートしたんだけど、もしも5位フィニッシュできるって聞かされてたらすごく喜んだと思うし、今は少しリラックスできてる。実際すごく難しいレースだったし、第1スティント(スタートから最初のタイヤ交換までの期間)は乱気流のうしろでグリップに手こずってたし、だれもオーバーテイクできなかった。ただ、いったんピットに入ってソフトタイヤに履き替えたらマシンがイキイキしてきて、そこで”これならイケる!”って感じになったんだ。最終ラップもすごくよかったし、セルジオ(・ペレス)とお互い芝生に乗り上げながらすごくいいバトルができた。おかげでいいレースになったよ」。
「もちろん改善が必要な部分があるし、これから数日はモンツァ(次戦イタリア)に向けて懸命に取り組んでいくつか宿題を片付ける。チームと一緒に、どうしてスタートで手こずったのかを座ってじっくり考えてみるけど、まだマシンのコツを探ってるところだし、それに合わせて行く。今週末に向けてそこまでプレッシャーは感じてなくて、メディアはそうなると思ってたんだろうけど、僕はチームと一緒に今週末をエンジョイした。いい経験になったし、(トロロッソで慣れたものとは)違うやり方で仕事ができてよかったよ」。
「昨夜はすごくツラかった。僕らルーキーはアントワーヌ(・ユベール/前日のF2のレースで急逝)のことをよく知ってたし、ツラい時間だった。今朝はイヤな気持ちだった。知ってる人がいて、彼らもそのレーストラックにいてツラい雰囲気だったし、僕らはこのレースを彼のために捧げるよ」。
【翻訳:STINGER】
写真素材: Red Bull Content Pool