バルセロナ・テスト1、最終日のトップタイムはライコネン
ライコネンがふたたびトップタイムを記録。
27日(月)〜3月2日(木)の4日間、スペイン-バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットでおこなわれれたバルセロナ・テスト1の最終日は、昨夜とランチタイムに路面に水がまかれて人工的なウェットコンディションが作り出された状態でおこなわれた。
トップタイムはスクーデリア・フェラーリのライコネンが駆る「SF70H」が記録、2位はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン、3位にはルノー・スポール・フォーミュラ ワン・チームのジョリオン・パーマーが続いた。
メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームを破ってトップ周回数を記録したのはハース・F1・チームで、2位にはフェラーリとトップ2はフェラーリ勢がおさえ、3位にレッドブルが着けた。
メルセデスが周回数を伸ばせなかった理由は、電気系のトラブルでルイス・ハミルトンが午前中のセッションを走ることができなかったためで、午後には問題を解決し、バルテリ・ボッタスが走行した。
テスト序盤にトラブルが続いたマクラーレン・ホンダの最終日を担当したストフェル・ヴァンドーンが駆る「MCL32」は、トラブルを抱えることなく最終日を終えた。
今回のテストは今シーズン最初に新車をテストできる最初のプレシーズン・テストで、10チームすべてが最初から新車を持ち込んでテストに参加しているが、ウィリアムズ・マルティーニ・レーシングは前日のクラッシュにより最終日の参加は見送った。
次回のプレシーズン・テストは、3月7日(火)〜10日(金)の4日間、シーズン前の最後のテストとなるバルセロナ・テスト2が同じくカタルーニャ・サーキットでおこなわれる。
バルセロナ・テスト1 – 最終日 | ||||
順位 | ドライバー | チーム | タイム | 周回数 |
1位 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1.20.872 | 93 周 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1:21.769 | 85 周 |
3位 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1:21.778 | 39 周 |
4位 | ロメイン・グロジャン | ハース | 1:22.309 | 118 周 |
5位 | アントニオ・ジョビナッツィ | ザウバー | 1:22.401 | 84 周 |
6位 | セルジオ・ペレス | F.インディア | 1:22.534 | 82 周 |
7位 | ストフェル・ヴァンドーン | マクラーレン | 1:22.576 | 67 周 |
8位 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1.23.443 | 68 周 |
9位 | ニコ・フルケンベルグ | ルノー | 1:24.974 | 51 周 |
10位 | ダニール・クビアト | トロロッソ | タイムなし | 1 周 |
※参考タイム:
1:19.705(バルセロナ・テスト1 – 3日目にボッタスが記録した最速タイム)
1:20.960(バルセロナ・テスト1 – 2日目にライコネンが記録した最速タイム)
1:21.765(バルセロナ・テスト1 – 初日にハミルトンが記録した最速タイム)
1:22.000(昨年のスペインGP予選Q3でハミルトンが記録した最速タイム)
1:22.765(昨年のバルセロナ・テスト2でライコネンが記録した最速タイム)
1:22.810(昨年のバルセロナ・テスト1でフェッテルが記録した最速タイム)
【STINGER】
Photo by Ferrari S.p.A / LAT Photographic