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最初の見所は、スタート直後の1コーナーだ!!

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トルコGPのイスタンブール・サーキットは、通常とは違う反時計回り。1コーナーは、左に曲がり込む。本来なら、コーナーの内側になる左側が有利だが、走行ラインが右側のため、左側からのスタートダッシュは不利である。

右側になる奇数グリッドの5番手からスタートするシューマッハ/3メルセデスは、「路面の状態がはるかにいい側からスタートできるから、有利だと考えている。(フリー走行の終了時点で)両側でスタートの練習をしてみて、そちらの方がいいことを確認した」と語り、同じく11番手のスーティル/14 Fインディアも、「11番グリッドは、良い側だし、自信を持って良いと思う」と語っている。

となると、気になるのはダッシュに不利な偶数グリッドの可夢偉である。前後をフェラーリに挟まれる可夢偉の斜め左後ろからスーティル/14 Fインディアがスタートする。通常なら、1コーナーでスーティル/14 Fインディアが前に出そうな気配。可夢偉(カムイ=小林可夢偉)自信も「レースより、スタートですよ!」とコメントしている。しかし、ここで期待したいのは、可夢偉の動じない心臓の強さだ。A.スーティルが気負いすぎて空回りしないとも限らない。

1コーナーまでの距離が短いことも、ドライバーに様々な”雑念”を与えるが、ここでも可夢偉の動じない心の見せ所だ。

いずれにしても、予選2番手のL.ハミルトン(左側の偶数グリッド)と3番手のS.フェッテル(右側)を筆頭に、以下、J.バトンとM.シューマッハ、N.ロズベルグとR.クビツァ、F.マッサとV.ペトロフ、そして、可夢偉とA.スーティル、F.アロンソとP.デ・ラ・ロサのそれぞれの先陣争いが、まずは見物だ。

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