フリー走行1 終盤
<11時06分>
3ハミルトン/マクラーレンの2番手に対して、後方集団に埋もれていた4バトン/マクラーレンがペースを上げ、9番手の1分40秒台へ。
23リウッツィ/イスパニアがコースイン。白煙を上げてガレージで修理中のN.カーティケヤンを余所に、すでに11周を消化。しかし、コーナーでの不安定な姿勢では、1分46秒台は上出来のタイムか。しかし、さらに全セクターで自己ベストを更新、1分45秒台で、20バルセッティ/ロータスの1.2秒後に迫っている。
<11時12分>
ターン9で10ペトロフ/ロータス・ルノーの左フロントホイールが割れてタイヤがバースト。際どいスピンを喫してコースサイドに停止した。接触はなしだが、すでに9ハイドフェルト/ルノーも右前輪を引きずってガレージに戻っており、ロータス・ルノーのフリー走行1はここで終わった。
<11時19分>
2ウェバー/レッドブルが相変わらず、2番手の3ハミルトン/マクラーレンをぶっ千切る最速をキープしているが、12マルドナド/ウィリアムズが3番手タイム。同僚の11バリチェロ/ウィリアムズも5番手。タイヤを固着させてピットに戻った9ハイドフェルト/ルノーは依然3番手にタイムを残している。
16小林可夢偉/ザウバーは11番手の1分40秒872。トップの2ウェバー/レッドブルには3秒以上の差をつけられているが、最多ラップの12マルドナド/ウィリアムズの28周に対して24周を消化、プログラムの進み具合は順調に見える。
可夢偉のチームメイトのS.ペレスは、セパンの複雑なレイアウトに手こずっているようで、何度かコースを外れながら習熟に務めている。現在、1分41秒台で18番手。
<11時27分>
25ダンブロジオ/ヴァージンがタイヤを飛ばしてターン15でストップ。10ペトロフ/ルノーと同じくホイールのトラブルか。
<11時29分>
17番手に”潜伏”していた1フェッテル/レッドブルがそろそろ調査を終えてタイムアップを始めた。セクター1と2を自己ベストのグリーンで並べたが、セクター3を通過せずに、そのままピットに入った。余裕のもてる技? レッドブルの2台のプログラムの進め方が注目される。