スタートまで1時間。雨の気配!!
<15時00分>
2011F1GP第2戦のスタートを1時間後に控えたセパン・サーキット。生ぬるい湿った風が吹き、上空には不気味な雲が広がって、雨の可能性が高いことを示唆している。
気温は28℃、路面温度は33℃、そして湿度は77%。木曜日夕方以来、一度も泣きださなかった空には、たっぷりと水分が溜め込まれているにちがいない。
こうした状況でスタートを迎える場合、スタートのエンジンの炸裂音に驚いた空から、大量の雨が落ちてくることが多い。各チームは、ドライ路面の現状と、雨の予測の間で目まぐるしいい状況判断を求められる。
ちなみに、木曜日、トロロッソは、タイヤ交換の練習に、「ドライ→ウェット→インターミディエイト」という二度交換の練習も重ねていた。そうした事態も起きる、ということだ。
マレーシアGP決勝は、16時(日本時間は17時)に56周先のゴールを目指してスタートする。
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