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フリー走行1 序盤

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<10時00分>
甲高いエキゾースト・ノートがモナコ湾に響き渡る。最初にビルの谷間を走り始めたのは20コバライネン/ロータス。通常は、下位チームだけが、公道コースの”清掃役”を引き受けるが、今回は、グリーンライトとともに全チームがコースインした。路面の汚れは気になるが、新しいスーパーソフトと、最舗装された第一コーナー・アプローチ区間のデータを取っておきたい。

「最近は舗装技術が上がっているので、心配はないでしょう」と、ブリヂストンの浜島モータースポーツタイヤ開発部長は冷静に見ていたが、1コーナー手前の舗装の状況を確認しておきたい。

21トゥルー/ロータスと17ペレス/ザウバーいち早くコントロール・ラインを追加して、1コーナーを”体験”した。

<10時18分>
全車が確認走行を終えてピットガレージで調整作業を行なっている。

22カーティケヤン/イスパニアがコースイン。連続走行を初めて、最初に周回タイムを記録した。1分35秒367は、決して早いタイムではないが、車載カメラのガードレールの迫り方を見ていると、予選アタックをしているようにさえ見える。

22カーティケヤン/イスパニアは1分32秒台にタイムを進めた。去年のここで、イスパニア・レーシングF1チームは、ブルーノ・セナが予選で1分18秒台を記録している。

ちなみに、去年のボールタイムは、ウェバー+レッドブルの1分13秒829秒。レース中のファステスト・ラップは、フェッテル+レッドブルの1分15秒192だった。

<10時28分>
22カーティケヤン/イスパニアは、1分28秒台に駒を進めた。連続周回をしてラップタイムを記録しているのは22カーティケヤン/イスパニアのみ。

17ペレス/ザウバーがコースイン。1分25秒台で、22カーティケヤン/イスパニアがコツコツと短縮したタイムを簡単に更新した。

[STINGER]

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DRS計測開始位置からDRS使用可能位置の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能位置からブレーキを踏むまで使用できる。
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