フリー走行1 序盤
<08時30分>
久々のパーマネント・コース。新装となったシルバーストンの金曜日は、あいにくの小雨模様で明けた。雨は8時半頃には上がっている。
ピット位置が移動し、スタート地点が変更されて新たな設定になったチャレンジングな高速コース上空は雲に覆われているが、土曜日と日曜日は、好天に恵まれそうという予報が出ている。
<08時55分>
夏とはいえ、ジャケットが欲しい気候。スタンドには、すでにたくさんの観客が詰めかけている。すでに決勝日のチケットは売り切れている。
<09時00分>
マルシア・ヴァージン・レーシングのマシンにはディズニー・ピクサーのCGアニメ「カーズ2」のロゴが入った。イスパニアのシートには、ナレイン・カーティケヤンの代わりに、ダニエル・リカルドが座っている。
22リカルド/イスパニア、23リウッツィ/イスパニア、25ダンブロシオ/ヴァージンがコースイン。コースには雨が残り水しぶきが上がっている。
<09時04分>
10ペトロフ/ルノー、18ブエミ/トロロッソ、24グロック/ヴァージンも、確認のための走行に出た。
<09時10分>
雨は降り続き、気温、路面温度とも14℃。空港跡地の吹きっさらしのシルバーストンは、名物の風が拭いている。現在の風力は、5.7m/s。
雨は弱いがやむ気配はない。今回、ピットの位置が変更になり、結果として、コースの性格が変わったことになる。タイヤへの入力の大きい区間ベストが最終セクターに移動した形になり、したがって、予選では、コース前半を攻めすぎると、その最終セクターでタイヤがタレる可能性がありそうだ。
さらに、レースでも、ザラザラな路面と高い速度でタイヤを痛めつけられることから、タイヤの使い方がレースを左右する。チームにとって金曜日は、タイヤ関連のデータを取っておきたいところだが、雨に阻まれ、それもままならない状況だ。
<09時17分>
ロータスは、ヘイキ・コバライネンの代わりにカルン・チャンドックにシートを託している。
<09時20分>
現時点で連続周回をしているのは、25ダンブロジオ/ヴァージンのみ。タイムは、2分03秒台のスローペースだ。
<09時24分>
8ロズベルグ/メルセデスが1分51秒台を記録。4バトン/マクラーレンも1分53秒台。
<09時25分>
5アロンソ/フェラーリが、ハンガー・ストレートからの右コーナー・アプローチでスピン。
7シューマッハ/メルセデス、2ウェバー/レッドブル、11バリチェロ/ウィリアムズが連続周回してタイムを記録した。
<09時27分>
2ウェバー/レッドブルが1分50秒台に最速タイムを進めた。
18ブエミ/トロロッソが最終コーナーでスピン、グラベルに飛び出したが、そのままピットレーンに逃げた。
<09時29分>
4バトン/マクラーレンがセクター1を区間ベストで通過。1分49秒台に入れた。
DRS計測開始地点からDRS使用可能地点の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能地点からブレーキを踏むまで使用できる。